2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
11878177
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
松浦 弘幸 政策研究大学院大学, 政策研究プロジュクトセンター, 助教授 (30262116)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
満渕 邦彦 東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (50192349)
井街 宏 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10010076)
藤正 巖 政策研究大学院大学, 大学院・政策研究科, 教授 (30010028)
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Keywords | 散乱振幅 / 塑性変形 / K-III / 組織構築制御法 / 転移ガン / ファジィ / 線維化 |
Research Abstract |
1,計算科学的な方法 材料設計を分子理論からおこなうために量子力学を用いて散乱振幅を計算した.これにより,以下のことが判明した.K-IIIに荷重が加えられると,1.K-IIIにおいては,棍棒状分子塊中の各クラスター間の距離が縮小する.しかし,荷重方向の進展が大きいために,散乱強度が減少する.また,棍棒状高分子塊はクラスターが比較的大きく圧縮されにくい.このために,K-III内に空間ができ散乱領域が拡大した.2.荷重負荷時間が長く荷重が十分であれば,圧縮が進行して面方向の伸びと圧縮が均衡し散乱強度に変化が見られなくなる.3.さらに塑性変形が進行すると,クラスター同士が接触し,終にはクラスターも圧縮変形をうける.これにより散乱強度が増加する.しかし時間の進行に伴い応力緩和が起こり,照射野中の電子総数が減少し,徐々に散乱強度が減少する. 2.組織構築制御法に関して. 繊維化の組織構築法の開発を行い,転移ガンの抑制に関して研究をもくろんだ.人間のアルコール依存性のライフサイクルを真似て,一週間置きに滋養食CE2と煮物としてSPFラット用餌を与え,アルコール性の繊維化を作成した.この過程では,低いVitAの濃度下でVitC,VitB1のファジーON/OFFが基本になっていると考え,実際にON/OFFの制御プログラムを作成しアルコール性線に繊維化の有無や程度を制御できた.この技術を応用することで,術後に転移して来るガン細胞の周囲を繊維芽細胞で囲み増殖を抑制できる可能性がある.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 松浦弘幸,中野正博: "場の量子論の原子モデルへの適用"日本化学会・第4回理論化学討論会. 73 (2000)
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[Publications] 松浦弘幸,中野正博: "Schwinger-Dyson法による量子論の試み"日本化学プログラム交換機構. 28-29 (2000)
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[Publications] Matsuura H,Nakano M: "Dynamics of Nanomachine and Stochastic resonance"GRIPS Research Report Series. 2000-002. 3-15 (2000)
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[Publications] 松浦弘幸,中野正博,藤正巖: "小角散乱法と計算科学の方法によるK-IIIの分子構造解析"GRIPS Research Report Series. 2000-002. 17-29 (2000)
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[Publications] 平野英保,中野正博 他: "組織構築制御法の開発"バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌. 2(1). 1-11 (2000)
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[Publications] Hirano H.Nakano M et,al.: "The Envelopment of Malignant Tumor Cells using the Fuzzy Set Theory during Histological Regulation"Biomedical Soft Computing and Human Science. 5(2). 31-36 (2000)