1999 Fiscal Year Annual Research Report
2050年に向けての日米医療施設の将来に関する展望と研究
Project/Area Number |
11895016
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
長澤 泰 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30217989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 嘉一郎 工学院大学, 建築学科, 教授 (70015957)
岡 ゆかり 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (20272362)
西出 和彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80143379)
筧 淳夫 国立医療病院管理研究所, 主任研究員
中山 茂樹 千葉大学, 工学部, 助教授 (80134352)
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Keywords | 日米医療 / 医療施設 / 病院 / 高齢者 / 将来研究 / GUPHA / 2050年 / ヘルスケア |
Research Abstract |
この十年あまりの間に各方面で新しい世紀へ向けての研究が進められ,幸いにして実り多い実績が残された。こうした将来研究をふまえ、これまで築き上げてきた日米関係の研究者をネットワークを土台に2050年の医療福祉環境ならびに施設のあり方について討議する場を整備してきた。 平成11年10月には米国テキサス州にて、テキサス&M大学のジョージ・マン教授やサウスカロライナ州クリムゾン大学のデイヴィッド・アリソン教授、ルイジアナ州トゥレーン大学のスティーブン・ヴァーデルヴァー教授を中心とする建築研究者ならびにAIA(American Institute of Architecture)AAH(Academy for Architecture in Health)に所属する実務家たちと、近い将来に共同研究グループを立ち上げることを討議した。そしてその研究テーマとしておおむね2050年の各国の医療施設環境のあり方にターゲットを絞ることを話し合った。 平成12年2月末から3月中旬にかけて、イスラエル・テクニオン大学のアルザ・チャーチマン教授とロバート・オックスマン教授とのあいだで今後立ち上げる共同研究への参画を要請し、研究の展望について協議した。米国ではナッシュビルに10月の会合と同様のメンバーの多くが集まり、共同研究ネットワークGUPHA(Global University Programme for Healthcare Architecture)の旗揚げを平成12年10月カナダのヴァンクーヴァーで行うことを討議し、具体的なプログラムについて検討した。さらに主要な研究者を出すと思われるテキサスA&M大学、クレムゾン大学ならびにトゥレーン大学を直接訪問し、」各研究者の抱く今後の研究方針について議論を行った。
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