2000 Fiscal Year Annual Research Report
線維芽細胞増殖因子受容体の糖鎖による修飾とその細胞内情報伝達系への影響
Project/Area Number |
12033214
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
坂口 和成 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 教授 (60178548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 允之 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 助手 (40145917)
荊 雪楓 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 助手 (70316123)
横手 秀行 和歌山県立医科大学, 付置研究所, 助手 (60316122)
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Keywords | 繊維芽細胞増殖因子受容体 / グリコサミノグリカン / 細胞内情報伝達 |
Research Abstract |
私達はFGFR2の1つのisoformがグリコサミノグリカン(GAG)により修飾を受けており、それがFGFR2の細胞内情報伝達系に影響を与えていることを発表した。この1991年の発表(J.Biol.Chem.266:7270-7278,1991)に続く最近の発表(Mol.Cell.Biol.19:6754-6764,1999)をさらに発展させるべく今回の研究を計画した。FGFR2以外のFGFRでも同様のことが起こっている可能性を調べるため、C末端にMyc-tagを付けたFGFR1およびFGFR3のisoform発現ベクターを作成した。これらの発現ベクターを使って、現在、グリコサミノグリカンによる修飾の有無、FGFR機能への影響を調べているところである。
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