2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12039101
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松村 一登 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40165866)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福井 玲 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教授 (50199189)
|
Keywords | 消滅に瀕した言語 / データ形式 / テキスト処理 / 音声言語 / コーパス / 検索ソフトウエア |
Research Abstract |
本調整班に統括される各研究班の研究代表者・研究分担者が,研究計画の調整,研究の進展・成果に関する報告,および情報交換を行うことを目的とする研究連絡会議を,4月と12月の合計2回開催した。 第1回会議では,研究代表者松村一登の提案による,コーパス構築(テキストおよび音声),コーパスのタグ付け(マークアップ),検索(コンコーダンス作成)という調整班の3つの柱を確認し,各研究班の位置付けと,今年度の研究計画についての情報交換を行った。正書法を持たない言語の録音データを転写し,テキスト・コーパス化する方法と,形態素解析プログラムを利用した用例検索システムについての報告,英語研究におけるコーパスの利用状況の報告とデータ検索プログラムのデモンストレーション,試験用サーバ立ち上げの計画の報告,TeXによる音声記号出入力メソッドの開発状況の報告,デジタル音声言語コーパス作成のための音声言語転記支援システムの説明とデモンストレーションを行い,意見を交換した。 第2回会議では,各研究班の今年度の研究経過の報告と,研究成果についての中間報告を行った。連合王国出張の報告,多国語対応用例検索ツールの開発状況の報告,音声言語転記支援システムのWindowsへの移植作業の進行状況についての報告を中心に,情報交換を行った。 また,調整班WWWホームページ(http://www.tooyoo.l.u-tokyo.ac.jp/kmatsum/B03/)を通じ,本調整班に統括される研究全体の成果の公開と,各研究班の研究成果の報告を随時行った。
|
Research Products
(3 results)
-
[Publications] Kazuto Matsumura: "ESTMORF and Perl as Corpus-Linguistic Tools for Estonian"Proceedings of the Ninth International Congress for Fenno-Ugric Studies. (近刊).
-
[Publications] Rei Fukui: "Comments on "Tonogenesis in Korean" by S.Robert Ramsey"Proceedings of the Symposium "Cross-Linguistic Studies of Tonal Phenomena : Tonogenesis, Japanese Accentology and Other Topics". (近刊).
-
[Publications] 福井玲: "韓国語のアクセント"音声研究. (近刊).