2000 Fiscal Year Annual Research Report
地域の複数大学向け新・開講科目「国際教育協力論」のマルチメディア利用研究
Project/Area Number |
12040223
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
大隅 紀和 京都教育大学, 教育学部・教育実践総合センター, 教授 (90000083)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤村 信英 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 助教授 (30294599)
浅井 和行 京都教育大学, 教育学部・教育実践総合センター, 助手 (30324718)
佐々木 真理 京都教育大学, 教育学部・教育実践総合センター, 講師 (00303925)
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Keywords | マルチメディア / CD-ROM / 国際教育協力 / 単位互換科目 / ポートフォリオ / カリキュラム開発 |
Research Abstract |
京都地域42大学で組織する(財)大学コンソーシアム京都は,平成12年度からJR京都駅前に新設された「キャンパス・プラザ」で,各大学が持ち出し科目の講義を実施している。本研究は,これに向けて新しく研究代表者が「国際教育協力論」を開設し,研究分担者の協力を得て複数大学の学生向けにマルチ・メディアを活用した講義の有効性などの検討を目的に取り組んだものである。 実際には11月から12月の間,毎週土曜日の集中講義(14コマ)を実施し,12大学から69名の受講学生があった。これにあたって,主として海外の教育協力現場で集録してきたビデオ映像のうちから,カリキュラム内容に相応しい映像を選択し編集を行い,講義で活用した。講義の実施にあたって書画カメラによる写真提示やパソコンのパワーポイントをベースにした講義を行った。マルチ・メディアを活用するとき,受講学生が受動的になる傾向を考慮して,小グループによる討議活動を取り入れるなどの工夫をした。 グループごとに取り組んだプロジェクト計画は,全体発表を行うとともに,各自がポートフォリオの制作に取り組んだ。ディスプレイ方のポートフォリオには,写真映像やイメージなど多彩な表現が行われていて,間接的ながらマルチ・メディア活用の効果が顕著に見られる。 これと平行して,学内教官の協力を得て,従来から蓄積されてきた写真資料などをマルチ・メディアによる講義の推進に向けたCD-ROM試作に取り組み,その効果について基礎的研究に取り組んできた。 現在,これらの調査研究結果を分析している段階であり,関係学会などで報告することにしている。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 大隅紀和: "デジタル教材の制作と活用プロセス"日本科学教育学会年会論文集24. 24. 169-170 (2000)
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[Publications] 大隅紀和: "デジタル教材の制作プロセス-CDROM事例を対象に"日本科学教育学会年会論文集24. 24. 171-172 (2000)
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[Publications] 大隅紀和: "教育用ディジタル教材を開発するガイド"京都教育大学教育実践総合センター・教育実践研究. 1. 4 (2001)