2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12044202
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大見 忠弘 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (20016463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平山 昌樹 東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (70250701)
小谷 光司 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20250699)
坪内 和夫 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30006283)
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Keywords | ベクトル量子化 / ベクトル量子化 / ベクトル量子化 / 顔認識 / 話者認識 / フレキシブルワイヤレスネットワーク / パケットSS-CDMA方式 / チャネル多重 |
Research Abstract |
ベクトル量子化を用いた画像圧縮アルゴリズムを確立した。静止画像圧縮では,適応解像度処理によりA4・600dpiのカラー画像に対して画質を損なうことなく300分の1を超える圧縮率を実現した。また動画像圧縮では,1秒間に30フレームのQVGAサイズの動画像をストリーミング配信可能なPCIボードを開発した。さらに,無駄な演算を抑止して実時間でベクトル量子化するプロセッサを開発した。 ベクトル量子化コードブック空間情報処理と呼ぶ新しい情報処理アルゴリズムを用いて,顔画像による人物認識技術を開発した。具体的には,顔画像に対してベクトル量子化を行い,コードブックベクトルの使用頻度スペクトル情報を抽出することにより顔画像の人物特徴を抽出する手法である。44人分各5枚の合計220枚の顔写真を用いた認識実験において,100%の認識率を実現した。さらに,この技術を表情認識に適用した。怒り,笑い,標準の3種類の表情に対し,100%の表情認識結果が得られた。また,ケプストラム解析を用いた音声信号からの話者特徴抽出とベクトル量子化分類法により個人を認識する音声話者認識において,階層化マッチング手法によるベクトル量子化分類の高速化や前学習手法による認識率の向上を実現した。58人分各5回分の録音音声信号を用いた認識実験において,最大97%の認識率を実現した。 フレキシブルワイヤレスネットワークのダウンリンク技術として提案しているパケットSS-CDMA方式のために、ディジタルマッチトフィルタとインライン相関器の組み合わせによりワンチップモデムを設計した。FPGAを用いた試作により、伝送特性を評価した結果、1対1通信で理論値から1dBの劣化で通信可能であること、マルチコードによる26チャネルの多重化伝送可能であることを確認した。チャネル多重を用いることで最大10.4Mbpsの伝送が可能であることを示した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Z.Pan,K.Kotani,T.Ohmi: "A novel method of speaker identification for large population by pre-learning of test utterance using vector quantization"Proceedings, World Multiconference on Systemics, Cybernetics and Informatics. Vol.VI,Part.II. 248-251 (2000)
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[Publications] Z.Pan,K.Kotani,T.Ohmi: "A Fast Search Method of Speaker Identification for Large Population Using Pre-selection and Hierarchical Matching"6th International Conference on Spoken Language Processing. 290-293 (2000)
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[Publications] H.Nakase,Y.Iizuka,S.Kameda,K.Tomabechi,A.Komuro and K.Tsubouchi: "SS-CDMA flexible wireless network : packet SS-CDMA modem using SAW matched filter for downlink"17th Int.Workshop Mobile Multimedia Commun.(MoMuC 2000). 2A-1-1-2A-1-6 (2000)
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[Publications] H.Nozawa,M.Konda,M.Fujibayashi,M.Imai,K.Kotani,S.Sugawa,and T.Ohmi: "T.Nozawa,M.Konda,M.Fujibayashi,M.Imai,K.Kotani,S.Sugawa,and T.Ohmi"IEEE Journal of Solid-State Circuits. Vol.35,No.11. 1744-1751 (2000)
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[Publications] 北岸洋一,中瀬博之,坪内和夫: "パケットSS-CDMA通信用ワンチップモデム"電子情報通信学会技術報告、(スペクトル拡散研究会). SST2000. 48-48 (2000)
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[Publications] H.Nakase,Y.Iizuka,S.Kameda,S.Tomabechi,A.Komuro and K.Tsubouchi: "SS-CDMA flexible wireless network : packet SS-CDMA modem using SAW matched filter for downlink"IEICE Trans.Commun.. (Now Printing). (2001)