2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12057101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
西 敏夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70134484)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 裕秀 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60157302)
加藤 隆史 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (70214377)
中村 聡 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 助教授 (50227899)
伊藤 耕三 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (00232439)
田中 肇 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60159019)
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Keywords | 強相関 / ソフトマテリアル / 動的制御 / リサイクル / 機能ユニット / シンポジウム / ホームページ |
Research Abstract |
本年度は、国内において本研究の基本概念の普及を図り公募研究申請のための下地を準備することを目標とした。 平成12年10月16日に第1回公開シンポジウムを東京大学山上会館で開催した。これには100名を越える参加者が集まり、本特定領域の基本概念及び研究内容に関する活発な討論が行われた。これは、本特定領域が多くの研究者の注目と関心を集めていることを示すものである。また、平成12年8月17日に本特定領域についてのホームページを開設したところ、公募時期の10月末までに1400件のアクセスがあり、本特定領域研究に対する関心の高さと公募への積極的な参加意欲が数字に表れている。さらに、本特定領域研究は、「高機能、リサイクル性をもつ材料開発への新しい取り組み」として10月13日付けの日刊工業新聞でもとりあげられるなど、研究者だけでなく社会的な興味の対象にもなっている。以上のように、本年度は、公開シンポジウム、ホームページ、マスコミなどを通じて本特定領域の基本概念の普及に努め、特に公募を通じ、新しい材料開発のための研究者の結集を促してきた。 一方、平成12年10月16日には第1回総括班会議も開催し、関連分野の国内外の研究状況の総括、研究領域全体の研究方針の策定、各研究項目の企画調整を行った。また、不定期ながら班長会議を数回にわたって開催し、情報を密に交換しながら、次年度以降の研究予算の効率的運用、公開シンポジウム・国際シンポジウム・全体会議・班会議の開催予定、研究者間の積極的交流・集中的共同研究などについて詳細な議論を行い、次年度本特定領域を本格的に推進する上での様々な方策を検討した。 尚、公募研究に関しては、当初の予想を超えたレベルの高い数多くの申請があり、当特定研究に対する期待の高さが判明した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] T.Ikehara and T.Nishi: "Interpenetrated Spherulites of Poly(butylene succinate)/Poly(vinylidene chloride-co-vinyl chloride) Blends. An Optical Microscopic Study"Polymer Journal. 32・8. 683-687 (2000)
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[Publications] Y.Terada,T.Ikehara,T.Nishi: "Direct Observation of the Interpenetrated Spherulites by Atomic Force Microscopy"Polymer Journal. 32・10. 900-903 (2000)