2000 Fiscal Year Annual Research Report
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12123206
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (B)
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| Research Institution | Hitotsubashi University |
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Principal Investigator |
西村 可明 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60017671)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上垣 彰 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
吉野 悦雄 北海道大学, 経済学部, 教授 (80142678)
久保庭 眞彰 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70111698)
田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
ISLAMOV Bakhtior 一橋大学, 経済研究所, 教授 (60313441)
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| Keywords | 人口動態 / 雇用問題 / 年金問題 / 住宅問題 / 医療問題 / 老齢化 / 環境問題 / 教育問題 |
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| Research Abstract |
今年度は本プロジェクトの最初の年であるため、平成12年10月にスラブ研究センターにおいて、第1回研究会を開催し、研究の今後の具体的進め方を協議し決定した。その際、第1年度については、移行国において世代間の利害対立と調整に関して、いかなる問題が存在し、それがいかに重要であるのか、問題の全体像を解明することを、研究の主たる目的として設定した。この観点から、平成13年3月に、一橋大学において国際ワークショップを開催した。招聘された外国人研究者は、Zs.セーマン博士(ハンガリー科学アカデミー社会学研究所)、V.ヴァシレ博士(ルーマニア科学アカデミー国民経済研究所)、P.ルカノヴァ博士(ブルガリア科学アカデミー経済研究所)、Y.イヴァノフ及びT.ホメンコ博士(独立国家共同体統計委員会)の5名で、さらに多数の国内研究者の参加を得て、活発な議論が行われた。そこで明らかにされた問題群は、整理すると次の9点にまとめられる。(1)各国の人口動態と人口構成、(2)雇用問題、(3)年金問題、(4)住宅問題、(5)年輩者に対する医療問題、(6)環境問題、(7)教育問題、(8)世代間の富の移転、(9)NGOの役割である。討論を通じて、体制転換と市場経済への移行が、世代間の利害調整の問題に深刻な影響を与えていることが確認された。また現在の世代と将来の世代との間の利害調整という視点の重要性も指摘された。またこのワークショップに提出されたペーパをディスカッションペーパシリーズに掲載する方向で検討することが決められた。
来年度は、テーマをより絞って、研究を一層具体化する予定である。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] Pobeda,Loukanova: "Inequity of the Generations in Bulgaria Caused by the Unemployment"Discussion Paper. (本研究プロジェクトの). (2001)
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[Publications] Valeutina, Vasile: "Intergenarational Problems in Romania with A Special View on Peusion System Reform"Discussion Paper. (本研究プロジェクトの). (2001)
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[Publications] Zsuzsa,Szeman: "Interest Co-ordination among Generations"Discussion Paper. (本研究プロジェクトの). (2001)
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[Publications] Youri,Ivanov and Tatiana,Khomenko: "Selected Aspects of Socio-Economic Development"Discussion Paper. (本研究プロジェクトの). (2001)
