2001 Fiscal Year Annual Research Report
超高圧地球科学:プレート・マントル・核相互作用の超高圧物質科学の推進
Project/Area Number |
12126101
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
大谷 栄治 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60136306)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河村 雄行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (00126038)
桂 智男 岡山大学, 固体地球研究センター, 助教授 (40260666)
川村 春樹 姫路工業大学, 理学部, 教授 (00192005)
庄野 安彦 東北大学, 名誉教授 (80013481)
近藤 忠 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20252223)
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Keywords | マルチアンビル高圧装置 / 焼結体ダイヤモンド / 地球惑星科学 / プレート / マントル / 核 / 相互作用 |
Research Abstract |
本年度は特定領域の組織内の連携を確保するために約2ヶ月おきにNo.6〜No.11までのニュースレターを発行した.また,地球惑星科学関連学会合同大会会期中の6月6日,10月2日に三朝の固体地球センター,11月21日には神戸における高圧討論会の際に総括班会議を開催し,研究交流と情報交換を行なった.特に今年度は,マルチアンビル高圧装置用の焼結体ダイヤモンドの特性などについての有益な情報交換を行ない,領域のメンバー内に焼結体ダイヤモンド利用のノウハウを普及することに貢献した.さらに,6月の地球惑星科学関連学会合同大会では,本特定領域の総括班が中心になり,特別シンポジウム「超高圧地球科学:プレート,マントル,核の相互作用」を主催し,特定領域Bの班の内外から約40件以上の講演が行なわれ盛況であった.10月2,3日には三朝において第二回「超」高圧地球科学シンポジウム」を開催し,12件程の講演が行なわれた。また,このシンポジウムは地球内部研究センター主催の国際ワークショップ(10月3,4日)と合同で行ない,このワークショップを本特定領域の成果を発表する場とした.また,11月21日の神戸での班会議では2002年度の特定領域の運営方針を議論した.
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Research Products
(2 results)
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[Publications] K.Litasov, E.Ohtani, H.Taniguchi: "Melting relation of hydrous pyrolite in CaO-MgO-Al_2O_3-SiO_2-H_2O system at the transition zone pressures"Geophys.Res.Letters. 28. 1303-1306 (2001)
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[Publications] 鈴木昭夫, 近藤忠, 大谷栄治: "顕微ラマン分光装置を使用した微小試料の解析"岩石鉱物科学. 30. 241-246 (2001)