2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12128203
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 助教授 (50202403)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤木 和人 東京大学, 物性研究所, 助手 (50313119)
常行 真司 東京大学, 物性研究所, 助教授 (90197749)
山下 良之 東京大学, 物性研究所, 助手 (00302638)
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Keywords | シリコン / 表面 / 水 / アモルファス / 結晶 / IRAS |
Research Abstract |
1.Si(100)(2×1)表面は非対称ダイマーからなる。そのサイト特異的反応性を光電子分光,STM, HREELSで調べた。CO分子は吸着初期に,ダウンダイマーアトムに選択的に吸着する。BF-3分子は,吸着初期はBF_2+Fに解離吸着する。CO_2は科学的な相互作用をしない。ピリジンは複数の吸着状態をとる。H1フルオロイソプロパノール(TFIP)分子は,水酸基の部分が解離し,Si-ORとSi-Hになる。 2.Rh(111)表面に25Kで水分子を凝集させると,アモルファス氷がつくれる。その加熱変化を詳細に調べた。アモルファス氷には水素結合ネットワークが未発達の,2配位水分子と3配分子が存在する。80Kに加熱すると2配位水分子は消失する。120K〜150Kでバルクのアモルファス氷は結晶性氷へと変化することが,IRAS測定で明確に示された。アモルファス氷と結晶性永のモルフォロジー及び反応性を調べるために,CO分子を吸着させ,その状態を詳細に測定した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Y.Yamashita et al.: "Direct evidence for asymmetric dimers on Si(100) at low temperature by means Si2P PES"Japanese J. of Appl. Phys.. 3月号(in press). (2002)
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[Publications] K.Akagi et al.: "Unsaturated cyclic hydrocarbon molecules on a Si(001) surface A firstprinciples approach"Surf. Sci.. 493. 131-137 (2001)