2002 Fiscal Year Annual Research Report
「社会基盤としてのセキュアコンピューティングの実現方式の研究」の推進と評価
Project/Area Number |
12133101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
米澤 明憲 東京大学, 大学院・情報学環, 教授 (00133116)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安西 祐一郎 慶応義塾大学, 塾長 (40051875)
片山 卓也 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (70016468)
伊藤 貴康 東京大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80124551)
溝口 文雄 東京理科大学, 理工学部, 教授 (50084463)
米崎 直樹 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (00126286)
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Keywords | ソフトウェアセキュリティ / 安全なメールシステム / 安全な情報基盤 / プログラム検証 / プログラム言語処理系 / オペレーティングシステム |
Research Abstract |
昨年度に引き続き、特定領域研究「社会基盤としてのセキュアコンピューティングの実現方式の研究」の推進と評価および取りまとめを行った。今年度の主要な活動は以下の通りである。 1、総括班会議を以下の日時と場所で行った。第1回:平成14年4月26日東京大学本郷キャンパス。第2回:同年7月12日東京工業大学大岡山キャンパス。第3回:12月2・3日湘南国際村センター。第4回:平成15年3月1日金沢市文化ホール。 2、研究班の成果を統合・応用するため、昨年度に引き続き安全メールシステムの設計・開発を行った。 3、9月27日の第1回情報科学技術フォーラム(電子情報通信学会・情報処理学会共催)にて、安全メールシステムを含む複数の成果について、実演や展示による発表を行った。 4、11月8日午前、慶応義塾大学三田キャンパスにおいて、公開シンポジウム「安全な社会基盤を支えるソフトウェア技術」を開催した。 5、11月8日午後から10日まで、国際シンポジウム「International Symposium on Software Security」を開催した。日本側の発表が12件、海外参加者の発表が18件、およびパネルディスカッションが1件、それぞれ行われた。シンポジウムの予稿集にもとづく論文集は、独Springer-Verlag社 Lecture Notes in Computer Science (Hot Topis) Vol. 2609として刊行された。 6、総括班の活動の一貫として、特別理論グループは認証プロトコルの形式的検証について研究した。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Okada, Pierce, Scedrov, Tokuda, Yonezawa (Editors): "Software Security-Theories and Systems, Lecture Notes in Computer Science : Hot Topics"Springer-Verlag, Germany. 471 (2003)