2004 Fiscal Year Annual Research Report
種子貯蔵タンパク質遺伝子発現の栄養シグナル応答機構
Project/Area Number |
12138201
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
内藤 哲 北海道大学, 大学院・農学研究科, 教授 (20164105)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤原 徹 東京大学, 生物生産工学センター, 助教授 (80242163)
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Keywords | 貯蔵タンパク質 / シロイヌナズナ / イネ / 栄養応答 / 組織特異性 / 選別輸送 |
Research Abstract |
特定領域研究「植物における貯蔵機能獲得の分子機構」は,平成12年度に旧・特定領域研究(B)として7人の研究代表者からなる領域として発足し,平成15年度をもって4年間の研究を終えた.本特定領域研究では総括班を設けなかったので,領域代表者が研究成果の取りまとめを行った. 平成16年5月に研究成果報告書(冊子体)を提出した. 研究成果取りまとめの一環として,平成16年8月6日に東京にて公開シンポジウム「A Look Beyond Plant Storage(植物貯蔵の先に見えるもの)」を開催した.このシンポジウムは,各参画者が4年間の研究成果を発表すると共に,外国からも2名の関連研究者を招へいし,植物貯蔵に関わる諸問題と今後の研究の方向性を自由に討論する会とした.全て英語での発表・討論としたが,若手研究者を中心に活発な討論が行われ,有意義な研究会となった. 平成16年10月8日に事後評価のヒアリングを受け,「A(期待どおり研究が進展した)」との評価を受けた. 平成17年2月に,研究成果を取りまとめた冊子を作成して頒布した.この冊子は,上記の研究成果報告書をもとにして,公開シンポジウムで使用した説明図等を入れるとともに,関連する知見を加筆して理解しやすいものになるようにした.特定領域の研究期間中はニュースレターを頒布するとともにホームページでその内容を公開していたが,この冊子の内容についてもホームページで公開し,発表論文についてはインターネットで検索しやすいような工夫をすることとした.
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