2000 Fiscal Year Annual Research Report
カスパーゼ活性阻害による神経細胞障害抑制の臨床応用に向けた戦略的研究
Project/Area Number |
12357004
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
金澤 一郎 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (30110498)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 美穂 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (30282643)
後藤 順 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (10211252)
郭 伸 東京大学, 医学部・附属病院, 助教授 (40160981)
政安 裕之 第一製薬, 医薬開発企画部, グループ長
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Keywords | CAGリピート病 / パーキンソン病 / 蛋白質分解酵素 / カスパーゼ / カテプシン / 酵素活性阻害 |
Research Abstract |
神経細胞死に関与することが明らかにされている蛋白分解酵素であるカスパーゼを抑制することによって、CAGリピート病やパーキンソン病などの神経難病に対する新しい治療法が開発できないかと考え、いくつかのモデルを用いて検討することにした。その際、カスパーゼの特異性を確認するために他の蛋白分解酵素系についても検討することにした。対象とするモデルは、パーキンソン病モデルとしてラットの被蓋内側に6-ハイドロキシドパミンを注入する方法を用いた。また、ALSモデルとしては同じくラットの髄腔に興奮性アミノ酸類似化合物であるカイニン酸を持続注入する方法を用いた。いずれもモデル動物はほぼコンスタントに作成することができるようになった。一方蛋白分解酵素については、カスパーゼの特異的変化があるか否かを検証することも一つの目的であるので、対照の意味も含めて各種カスパーゼ活性のみならず各種カテプシン活性を測定することにした。具体的には、少量のラット神経組織のホモジェネイトの遠心後の上清をサンプルとしてカスパーゼ1、2、3、6、9のそれぞれ蛍光標識基質と反応させ、生成した産物の蛍光を測定する方法をとることにした。また、カテプシンについても手順はほぼ同様であるがカテプシンB、L、Hの各蛍光基質を用いるところだけが異なる。最近やっとこの方法が確立したところであり、実際の測定を始めたところである。一方、カスパーゼ阻害薬については、共同研究者のところで様々なデザインを行っている段階である。
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[Publications] Yoshizawa T,Yamagishi Y,Koseki N,Goto J,Yoshida H,Shibasaki F,Shoji S & Kanazawa I: "Cell cycle arrest enhances the in vitro cellular toxicity of the truncated Machado-Joseph disease gene product with an expanded polyglutamine stretch."Hum Mol Genet. 9(1). 69-78 (2000)
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[Publications] Jeong SY,Goto J,Hashida H,Suzuki T,Masuda N,Hirai M,Isahara K, et.al.: "Identification of a novel human voltage-gated sodium channel α subunit gene, SCN12A."Biochem Biophys Res Commun. 267. 262-270 (2000)
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[Publications] Ogata K,Jeong SY,Murakami H,Hashida H,Suzuki T,Masuda N,Hirai M, et.al.: "Cloning and expression study of the mouose tetrodoxin-resistans voltage-gated sodium channel α subunit NaT/Scn 11a."Biochem Biophys Res Commun. 267. 271-277 (2000)
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[Publications] Waragai M,Jun E,Kajikawa M,Takeuchi S,Kanazawa I,Shibata M, et.al.: "PQBP-1/Npw38, a nuclear protein binding to the polyglutamine tract, interacts with U5-15kD/dim1p via the carboxyl-terminal domain."Biochem Biophys Res Commun. 273. 592-595 (2000)
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[Publications] Suzuki T,Nishiyama K,Yamamoto A,Inazawa J,Iwaki T,Yamada T, et al.: "Molecular cloning of a novel apoptosis-related gene, human Nap1 (NCKAP1), and its possible relation to Alzheimer disease."Genomics. 63. 246-254 (2000)
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[Publications] Wang GH,Sawai N,Kotliarova S,Kanazawa I & Nukina N: "Ataxin-3, the MJD1 gene product, interacts with the two human homologs of yeast DNA repair protein RAD23, HHR23A and HHR23B."Human Molecular Genetics. 9(12). 1795-1803 (2000)