2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12410098
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
松本 彰 新潟大学, 人文学部, 教授 (50165875)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 聖 女子美術大学, 芸術学部, 教授 (20180995)
平田 雅博 青山学院大学, 文学部, 教授 (90181164)
遅塚 忠躬 日本大学, 文理学部, 教授 (30083223)
佐々木 真 駒澤大学, 文学部, 助教授 (70265966)
瓜生 洋一 大東文化大学, 法学部, 教授 (30107841)
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Keywords | 国民国家 / 帝国 / 帝国主義 / イギリス・フランス・ドイツ・スペイン / ヨーロッパ |
Research Abstract |
本年度は、3年計画の一年目にあたる。交付申請書にも記載したように、本年度は、バルセロナ(スペイン)、ポンペウ・ファブラ大学において研究テーマについてのワークショップを行うことになっていたため、それを中心とした研究計画を立て、実行した。7月には、ワークショップの準備会を開催、各自の報告についての検討を行った。われわれの研究プロジェクトから9月のワークショップに参加したのは7名(松本、瓜生、佐々木、吉田、岩井、原、立石)であり、フォンタナ教授他、スペインからの参加者との研究テーマについての多彩な討論は、おおいに刺激的であった。その後、11月には、「ドイツにおける帝国と国民国家」再検討のために、大津留厚(神戸大学)、渋谷聡(島根大学)をゲストに研究会を開催した。そして、3月3日に研究分担者、全員が参加しての研究会を持ち、それぞれが今年の研究の総括と今後の展望について報告、今後の研究計画について話しあった。さらに3月23日には、スペインでお世話になったトーラス教授が来日される機会に、われわれのグループが主催して研究会を行う予定である。二年間の研究によって、テーマについての取り組みはかなり具体的になってきた。今後明らかにすべき課題は、多いが、来年度は、最終年度であり、研究成果をまとめられるよう、精力的に研究プロジェクトをすすめたい。5月までには、それぞれの研究テーマを明らかにし、今年の研究計画を立て、それにそってすすめていくことにした。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 遅塚 忠躬: "ボワシ・ダングラース-フランス革命期のあるプロテスタリトの生き方"東北学院大学キリスト教文化研究所紀要. 19号. 1-46 (2001)
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[Publications] 遅塚 忠躬: "復古王政期におけるフランス革命の記憶"史学雑誌. 110-12. 1-35 (2001)
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[Publications] 平田雅博: "ポストモダンとイギリス帝国史"人民の歴史学. 148. 10-14 (2001)
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[Publications] 岩井 淳: "千年王国と社会主義-17世紀イギリスから見た近現代社会"Marxism&Radicalism Revien. 19. 2-12 (2002)