2000 Fiscal Year Annual Research Report
コンパクショングラウチングによる地盤改良機構の解明と改良効果評価法の確立
Project/Area Number |
12450193
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
松井 保 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20029143)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 敬二郎 三信建設工業(株), 大阪支店, 取締役支店長(研究職)
坪井 英夫 不動建設(株), ジオエンジニアリング事業本部・品質保証部, 部長(研究職)
小田 和広 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00185597)
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Keywords | コンパクショングラウチング / 地盤改良 / 高密度化 / 液状化対策 / セメントグラウト / 模型実験 / 現場計測 |
Research Abstract |
室内模型実験で使用する大型特殊土槽の基本的な設計を行い,大型特殊土槽の製作した。その際,室内模型実験の作業性が改良されるように一部設計を変更した。これまでに基本的な性能のチェックを完了し,現在,周辺装置ならびに付属機器の調整を行っている。 また,名古屋市に実験サイトが確保できたため,コンパクショングラウチングの現場実験を行った。計測されたデータをもとに,グラウト注入圧およびグラウト注入量と周辺地盤変形ならびに地盤改良範囲の関係について検討し,コンパクショングラウチングによる地盤改良機構の基本的な特性を明らかにした。そして,羽田空港で行われたコンパクショングラウチングによる地盤改良工事のデータが入手でき,その際に計測されたデータを解析してコンパクショングラウチングによる地盤改良効果を検討した。
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Research Products
(1 results)