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2001 Fiscal Year Annual Research Report

境界域糖尿病に対する無作為割付による介入研究

Research Project

Project/Area Number 12470101
Research InstitutionIwate Medical University

Principal Investigator

岡山 明  岩手医科大学, 医学部, 教授 (60169159)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 野原 勝  岩手医科大学, 医学部, 助手 (60285583)
小野田 敏行  岩手医科大学, 医学部, 講師 (00254748)
中屋 重直  岩手医科大学, 医学部, 助教授 (70048552)
小栗 重統  岩手医科大学, 医学部, 助手 (60316354)
Keywords糖尿病 / 耐糖能異常 / 自己採血キット / 個別健康教育
Research Abstract

「耐糖能異常の個別健康教育」の中で対象者自身が自己採血キットを用いて血糖値とその動向を把握することは教育を受けるモチベーションを高く保つための大きな手段の一つといえる。本研究の目的は既に効果が明らかになっている「耐糖能異常の個別教育」の中に、自己採血による血糖値の測定を効果的に用いる方法を作成しその有効性を検討するところにある。そこで本法の使用目的に合った自己採血キットを選定した。さらにその有効性を検討するため介入研究の実施計画書を作成した。
効果評価指標としては
1.Life Styleの向上
2.栄養摂取状況の改善
3.運動習慣の獲得
4.飲酒習慣の改善
5.身体状況の改善
6.血糖値とHbAlc値
とした。
岩手県内に本研究の共同研究施設を募集し玉山村、岩泉町、宮古市、矢巾町、花巻市、宮守村、藤沢町および室根村の8市町村の保健センターの協力によりそして各市町村保健センターが募集して116名の対象者を得ることができた。対象者に対して受診勧奨者を除き無作為割付を行ない介入群(54人)と対照群(54人)に分けた。個別健康教育は平成13年9月〜12月から実施した。個別健康教育は6ヶ月間実施する。従って現時点(平成14年度2月)では室根村を除く市町村でほぼ対象者への働きかけは終了した。現在データを集計、解析中である。
平成14年2月に共同研突旅設が一同に会しての中間報告会を開催した。その中で自己採血キットを角いた個別健康教育プログフムをさらにブラッシュアップするための貴重な意見を数多く得ることができた。
その中で自己採血キットに関する事項では、
1.指導者の負担が少ない使用解説法
2.対象者の使用頻度
3.血糖値による生活習慣の評価法
などが挙げられた。これらはいずれも「自己採血キットを用いた耐糖能異常の個別健康教育」のをより効果的にするためのポイントである。
すべての市町村で健康教育が終了するのが平成14年7月の予定である。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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