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2000 Fiscal Year Annual Research Report

出血性ショックと多臓器不全におけるサイトカインおよび一酸化窒素の役割

Research Project

Project/Area Number 12470110
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

田中 宣幸  産業医科大学, 医学部, 教授 (60126597)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 敏子  産業医科大学, 医学部, 講師 (80141745)
北 敏郎  産業医科大学, 医学部, 助教授 (00131912)
Keywords出血性ショック / サイトカイン / 血流量 / 血行動態
Research Abstract

この研究は出血性ショックによる多臓器不全の病態および発生メカニズムを生理学的,形態学的および薬理学的に解明し,その法医診断学的基準の確立を試みるものである。
本年度の研究実施計画は,交付申請に記載のように,出血性ショックモデルの作製から始まる。まず第1段階として,ラットの頚動脈と腸骨静脈に挿入したカニューレから脱血し,出血速度・出血量と申請のポリグラフシステムによって測定した頚動脈圧,脈拍数および心仕事量との関係を調べる。さらに血圧,脈拍数および心仕事量に加え脳血流量および肝血流量をも測定し,これらの変化と出血速度・出血量との関係を調べる。これらより出血性ショックのモデルの病態像を確立し,次の研究段階(形態学的変化の観察,サイトカイン類の定量,サイトカイン類の局在の観察)へと進む予定である。作製したモデルを出血性ショックと判断するためには,申請のポリグラフシステムによって血圧の低下などの血行動態の変化を確認することが必須である。
本研究課題への科学研究費補助金は,平成12年10月16日に内定通知があり,同年10月26日に交付申請書を提出し,同年11月28日に示達された。その後,当大学管財課により機器の見積と競争入札が行われ,ポリグラフシステムが発注された。受注生産のため,当教室へポリグラフシステムが入荷されたのは本年2月19日である。入荷後,直ちに実験を開始したが,機器の調整にも時間を要し,実績を報告する段階に至っていないのが現状である。
現在,実験進行に鋭意努力中である。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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