「検査・処置を受ける子どもへの説明と納得」に関するケアモデルの実践と評価

2000 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 12470542
• Research Institution: Kobe City College of Nursing
• Principal Investigator: 蝦名 美智子 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (10168809)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 筒井 真優美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915) ; 鈴木 敦子 大阪大学, 医学部保健学科, 教授 (50196789) ; 片田 範子 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (80152677) ; 二宮 啓子 神戸市看護大学, 看護学部, 助教授 (50259305) ; 中野 綾美 高知女子大学, 看護学部, 教授 (90172361)
• Keywords: 子ども / 医療処置 / インフォームドコンセント / 検査 / 小児看護 / 説明 / 納得

Research Abstract

平成12年度、実績報告
今年度の目標は、過去3年間のデータを基に作成されたケアモデルのパイロットスタディを開始することであったが、ケアモデル作成の過程を丁寧に押し進め、パイロットスタディに至っていない。しかしながら、研究者内の合意の基に、ケアモデルの完成、実施要綱、ガイドライン、チェックリストを作成し、平成13年度の4月開始に向けて準備が整った状況にある。
また、成果の公表では、小児看護(へるす出版):2000年12月号で特集号を発行、講演が2件:(1)子どもの病院環境&プレイセラピーネットワーク第10回NPHC研究会主催:子どもの病院における家族中心のケアとプレパレーション-家族中心ケアと病院環境のあり方、2000、11、東京、(2)関西子どものケア研究会:子どもの処置・検査とインフォームドコンセント、2001年3月、大阪)である。

Research Products

• [Publications] 半田浩美: "「子どもへ検査・処置について説明を行うこと」に関する文献検討"小児看護. 23巻13号. 1768-1773 (2000)
• [Publications] 蝦名美智子: "子どもの発達段階からみた医師・看護婦・親の子どもへの説明の実際"小児看護. 23巻13号. 1763-1767 (2000)
• [Publications] 二宮啓子: "検査・処置を受ける子どもへの説明と納得の過程における医師・看護者・親の役割"小児看護. 23巻13号. 1739-1743 (2000)
• [Publications] 飯村直子: "検査・処置を受ける子どもへの説明と対応"小児看護. 23巻13号. 1749-1753 (2000)
• [Publications] 勝田仁美: "子どもが検査・処置に主体的に取り組めるためのかかわり"小児看護. 23巻13号. 1754-1757 (2000)
• [Publications] 楢木野裕美: "医療者や親のかかわりと検査・処置を受けた子どもが抱いた思い"小児看護. 23巻13号. 1758-1762 (2000)