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2000 Fiscal Year Annual Research Report

日本人の生活遂行能力(ライフ・フィットネス)に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12480007
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

金久 博昭  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50161188)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 秋間 広  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (40292841)
川上 泰雄  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (60234027)
深代 千之  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (50181235)
Keywordsインピーダンス法 / 超音波法 / MRI法 / 体肢筋体積 / 関節トルク / 加齢変化 / 膝伸展筋群 / トルク / 筋体積比
Research Abstract

本年度はインピーダンス法と超音波法による筋体積測定の可能性、および筋体積・筋機能における加齢変化について主に検討した。
その結果、まずインピーダンス法および超音波法による体肢筋体積の測定値は、magnetic resonance imaging法により実測された値ときわめて高い相関関係にあり、多人数を対象にしたフィールドワーク的な研究において、筋量の定量化に有用であるということが示唆された。
筋体積・筋機能における加齢変化については、20-80歳代の健康な男性239名について測定を実施した。体肢筋体積の測定は、インピーダンス法と超音波法の2つの方法により、肘関節伸展筋群、肘関節屈曲筋群、前腕筋群、膝伸展筋群、膝屈曲筋群、足底屈筋群について実施し、筋力は等尺性最大収縮による発揮トルクを測定した。その結果、加齢に伴う筋体積および筋力の低下は上肢筋群より下肢筋群において顕著であり,筋体積における下肢/上肢比は、年齢が進むについてほぼ直線的に低下した。なかでも膝伸展筋群の低下が顕著であり、40歳代以降に減少し始めることが明らかになった。従来、加齢に伴う体肢筋量および筋力の低下は50-60歳代以降に顕著にあらわれると考えられてきたが、本研究の結果は、それよりも早い時期に加齢変化の生じる部位が存在することを意味する。また、最も顕著な加齢変化を示した膝伸展筋群の場合に、トルク/筋体積比も他の筋群より低い年代において加齢による低下傾向が認められ、筋力低下をもたらすものとして筋量低下以外の要因の存在が示唆された。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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