2000 Fiscal Year Annual Research Report
感性フィーチャに基づく意匠設計支援および形状情報に基づく工学的評価システムの開発
| Project/Area Number |
12555035
|
|---|
| Research Institution | Keio University |
|---|
Principal Investigator |
青山 英樹 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (40149894)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 満 日産デジタルプロセス(株), 第一開発部, 部長(研究職)
松岡 由幸 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (20286636)
|
|---|
| Keywords | 意匠設計 / 感性 / 形状情報 / 形状モデリング / 高品位意匠形状 |
|---|
| Research Abstract |
本研究は,平成12年度と平成13年度の2ヶ年に渡って実施され,「感性フィーチャに基づく意匠設計支援および形状情報に基づく工学的評価システム」を開発することを目的としている。同システムは,3つのサブシステムから構成されており,平成12年度ではそれらのサブシステムの開発にあたり,以下に示す研究実績が得られた。
(1)三次元デジタルモデル簡易・迅速構築サブシステムの開発
スケッチ,バーチャルクレイモデル,ラフ実モデル,断面輪郭制御構築簡易モデルから3次元デジタルモデルを簡易にかつ迅速に構築する三次元デジタルモデル簡易・迅速構築サブシステムの開発を行った。
(2)感性フィーチャの抽出とフィーチャに基づく美形状化アルゴリズムの開発・実装
意匠製品形状を分析し,全体形状,部分形状,キャラクタライン,ハイライトのフィーチャ(特徴)を抽出する。それぞれのフィーチャに基づき形状を修正・変更するモジュールの開発を行った。
(3)意匠形状を工学的に評価する形状情報の抽出と評価アルゴリズムの開発・実装
意匠形状を工学的に評価するため,微視的形状情報として形状基本量を,また,巨視的形状情報として形状統計量を独自に提案し,それらに基づいて形状を評価するアルゴリズムを開発し,コンピュータに実装した。
|
Research Products
(5 results)
-
[Publications] 楠木健雄,青山英樹: "キャラクタラインに基づく形状モデリング"2000年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集. 1 (2000)
-
[Publications] 浦辺佳典,青山英樹: "スケッチに基づく3次元モデル簡易構築法に関する基礎研究"2000年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集. 266 (2000)
-
[Publications] Hiroyuki Fujiki,Hideki Aoyama: "Rapid Construction of Digital Model by Using Virtual Clay Modeling System"Proceedings of 10^<th> International Conference on Flexible Automation and Intelligent Manufacturing. 843-850 (2000)
-
[Publications] 藤木宏之,青山英樹: "バーチャル空間における意匠モデリング"日本機械学会第13回計算力学講演会講演論文集. 00-17. 607-608 (2000)
-
[Publications] 浦辺佳典,太田学,青山英樹: "スケッチを基にした簡易モデリングと感性言語によるモデリングオペレーション"日本機械学会2000年度年次大会学術講演会講演論文集. (2000)
