2001 Fiscal Year Annual Research Report
DNAチップによるSNPs検出法の、個人識別および突然死等死因究明への応用
Project/Area Number |
12557042
|
Research Institution | Nara Medical University |
Principal Investigator |
石谷 昭子 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (40112544)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽竹 勝彦 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40164842)
|
Keywords | SNPs / susceptible gene / HLA / KIR gene / polymorphism / DNA chip / Personal identification / Unexplained sudden death |
Research Abstract |
1、第6染色体上のHLA遺伝子全領域に亘るSNPsをsequence specific primer(SSP)法で検出するためのprimerセットをこれまで160組作製してきたが、これらSNPsのallele frequencyを日本人健常者100人について求めた。 2、インフオームドコンセントを得て、慢性関節リウマチ症および花粉症患者約100人の試料についてSNPsのallele frequencyを求めた。現在、この結果の解析中である。 3、口蓋裂症や突然死事例等のDNA試料を収集中である。 4、第19染色体のKiller lmmunoglobulin-like Receptor(KIR)遺伝子の多解析を行い、これまでに24種の遺伝子、9種のハプロタイプを同定したが、これらについて、健常対照群100試料、リウマチ群100試料における遺伝子頻度を求めた。ハプロタイプについては解析中である。 5、DNAチップを用いた検出法を検討し、Dye labelling法よりもM13 tailed labelling法により、PCR産物をラベルする方法が良い結果を得ることを確認した。
|