2000 Fiscal Year Annual Research Report
学級崩壊・子ども集団脆弱化と通時・共時的調査による遊び歌の教材化・CD-ROM化
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12558018
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| Research Institution | Kobe University |
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Principal Investigator |
岩井 正浩 神戸大学, 発達科学部, 教授 (80036392)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
アルバルス ホセ 英知大学, 文学部, 助教授 (30278767)
久万田 晋 沖縄県立芸術大学, 付属研究所, 助教授 (30215024)
樋口 昭 埼玉大学, 教育学部, 教授 (60015287)
川内 由子 四国大学短期大学部, 音楽科, 講師 (20224727)
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| Keywords | 学級崩壊 / 子ども集団 / 遊び歌 / わらべ歌 |
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| Research Abstract |
平成12年度11月から開始した本研究は、まず12月に研究分担者の打ち合わせ会議を神戸市で実施し、今後4年間の研究計画の確認と、初年度の研究計画を討議した。平成12年度は、まず大阪市の小学校で子どもの遊び歌調査を実施した。予定は10年前の6校であったが、小学校の都合で4校で実施した。あとの2校は、表向きは研究会などの理由だが、実際は学校が荒れているのではという情報を得ている。今後も再度(4月以降)交渉する予定である。なお、この4校は、研究分担者の都合(年度末や妊娠)のため、岩井が神戸大学の院生とともに実施せざるを得ない状況であった。
この4校の調査では、予測に反して子どもたちが生き生きと遊んでいる状況を確認できた。しかし遊びの内容は以前と比較して極端にジャンルが限られてきていることと、道具を用いて遊ぶことがなくなってきている(縄跳び以外)ことが明らかとなった。さらに前述したが、学級崩壊に近い学校が調査に協力を断ってきたこともあり、今後の綿密な分析が必要となってきている。
報告書や論文は研究が」開始されてから数ヶ月であったため次年度に行う予定である。なお次年度は主として愛媛県における9校の小学校で調査を実施するとともに、諸外国との比較研究の1つとして、中国・南京市での調査を予定している。
備品では、ビデオカメラ・MDウオークマンを購入し、次年度からの調査に備えた。
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