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2001 Fiscal Year Annual Research Report

双方向的結果依存性が対人情報処理に与える影響

Research Project

Project/Area Number 12610105
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

山本 眞理子  筑波大学, 心理学系, 教授 (70166825)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮本 聡介  常磐大学, 人間科学部, 講師 (60292504)
三木 ひろみ  筑波大学, 体育科学系, 講師 (60292538)
Keywords対人情報処理 / 結果依存性 / 情報収集行動 / ポジティヴィティ・バイヤス / コンピュータ実験
Research Abstract

3種類の実験を、日米両国で実施した。第1の実験は、本研究の関心のスター渡来となったStevens&Fiske(2000)の実験の追試であった。Stevens&Fiske(2000)が問題とした一方向的結果依存状態で観察された相手への positivety bias が日本でも同様に観察されるかを確認するのが、目的であったが、実験の結果、日本でもほぼ同様の傾向が確認された。次に、第2実験として、第1実験の状況を双方向的結果依存状態に変化させて、相手への positivity bais が同様に通文化的現象として観察されるか、また、そのバイアスを生じさせている同期に文化的差異が存在するのかについて、コンピュータを用いた実験を実施した。最後に、双方向的結果依存状態にある二者が相手について判断を行う際、どのような情報収集行動を行うかを、検討した。その際、相手が自分に対して好意的・非好意的反応をしていると知ってしまった後の情報収集行動に焦点を当て、日米間の相違がどのように生じるか、その反応パターンと動機に関する検討を行うため、コンピュータを用いただまし実験を日米両国で実施した。
第2実験と第3実験については、日本の実験結果の分析は終了したが、アメリカでの実験結果については現在分析中である。日本の実験結果については、ほぼ予測通りの結果となった。なお、アメリカでの実験の実施にあたっては、アメリカの共同研究者が所属するプリンストン大学の倫理委員会の許可を受けた上で、実施した。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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