2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12610472
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Research Institution | Kobe City University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
中嶋 長文 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (10065815)
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Keywords | 魯正 / 古小説鈎沈 / 唐宋類書 |
Research Abstract |
研究作業の経過報告 『古小説鈎沈』の採収源である唐宋類書からのデータ整理;昨年度の『芸文類聚』『初学記』『太平広記』に引き続き、今年度は『北堂書鈔』の中の資料整理を完了し、これで現存する唐代類書については仏教系のものを除いてすべてそこに保存された資料の収集を終えた。なお『法苑珠林』『太平御覧』については『四庫全書』『四部叢刊』等の電子版の利用が可能となったので、今後それを使うことにした。 資料の分析・校訂・校勘;『幽明録』までの本文校訂を終え、完全原稿を作成した。現在は『漢武故事』に着手している。作業全体のほぼ五分の三を終えたことになる。作業の進捗にやや遅れがあるが、それは電子版によってこれまでの全作業をフォローし直したためである。来年度には『冥祥記』を初め残りの部分を完成させたい。同時にパソコンへの入力を行ない『幽明録』以前を完了、現在は『幽明録』の入力が進行中である。なお昨年度の報告で予告した関連する作業である、梁の任〓の撰と伝えられる『述異記』校本と「『述異記』考」を京都大学人文科学研究所『東方学報』2001年度に公表した。
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