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2000 Fiscal Year Annual Research Report

情報化社会における市民の政治参加の変容過程

Research Project

Project/Area Number 12620078
Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

筒井 洋一  富山大学, 人文学部, 教授 (20197734)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 幸男  富山大学, 教育学部, 教授 (00162496)
Keywords政治参加 / 通信ネットワーク / 日米の相違
Research Abstract

初年度は、日本における政治参加の変遷を1960年代後半から70年代までの住民運動と市民運動、1980年代のNGO(主として国際NGO)、1990年代におけるNPOという年代的な位置づけと特徴を分析する。その際、特に米国における政治参加運動が通信ネットワークの発展と密接に関連していることと、日本におけるそれとを対比する。その対比の中で、情報化社会における政治参加の日米の相違が浮かび上がってくる。日本においては、1970年代以後の政治参加運動における技術イッシューの比重はきわめて低く、むしろそれを回避する傾向がある。このことが政治参加運動固有の特徴であるのか、それとも、より一般化されるべき特徴なのかについての考察を深める。
しかし、1995年以後のインターネットブームの中で、政治参加運動における通信ネットワーク活用の有効性が明らかになるにつれて、ツールとしての利用を中心にした運動も生まれてきた。こうした活用事例が蓄積されるなかで、政治参加運動の新しい特徴が生まれてくることを考察する。
基礎作業として、先行研究のデータベース化作業をおこない、そこで使用されているNGO/NPO研究に関する用語の搬出分析および文献引用の関連を明らかにする。研究代表者は、その際のシステム構築に従事し、その安定的稼働を任務とする。研究分担者は、先行研究のフォローとそこで搬出する用語の取捨選択をおこなうことで、政治参加に関する専門的な知識の提供をおこなう。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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