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2000 Fiscal Year Annual Research Report

熟練検査者の手による操作感覚評価能力を有する検査システムの実現

Research Project

Project/Area Number 12650246
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

山田 泰弘  福井大学, 工学部, 助教授 (40220412)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 増田 正信  福井県工業技術センター, 機械電子部, 主任研究員
古村 義彰  福井大学, 工学部, 教授 (00020214)
Keywords計算機援用検査 / ニューラルネット / ウェーブレット / 力覚検査
Research Abstract

1.検査データの学習方式と分析手法の確立
熟練検査者の手の力覚による検査時の操作感の検査データから特徴量を抽出する方法などについて各種方法の適用を検討した結果,ウェーブレットによる特徴量抽出とニューラルネットによる検査品の判定を組み合わせた学習方式と分析手法が有効であることを明らかにした.
2.検査システムの試作と性能評価
検査システムについて,ステッピングモータによる押圧方式の機構系と,ロードセル,動ひずみ測定器,データ収集システムから成る力覚測定用の計測系を設計製作した.また,検査データをもとにウェーブレットによって特徴量を抽出し,その特徴量から熟練検査者と同等の検査結果が出力されるようにニューラルネットを学習させる計測プログラムを作成した.
この検査システムの性能評価について,検査データ取得に要する時間は,今回使用した三種類の検査品の場合では一検査品あたり70msecから130msec程度であり,十分な性能が得られた.また,計測プログラムによる検査品の判定結果と熟練検査者の判定結果との一致度は,評価した三種類の検査品については100%,91%,78%であった.
熟練検査者が判定不明とした検査品については,本研究の計測プログラムでも学習過程における判定の収束が困難であった.性能評価の過程において,熟練検査者の判定の細分化と計測プログラムによる判定の高精度化が必要であることなど,今後の課題を整理した.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 山田泰弘: "ニューラルネットワークによる力覚検査に関する研究"日本設計工学会北陸支部平成12年度研究発表論文集. 53-56 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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