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2000 Fiscal Year Annual Research Report

インターネットウェブコンテンツの認知工学的原則に基づいた設計法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12650434
Research InstitutionHiroshima City University

Principal Investigator

三好 哲也  広島市立大学, 情報科学部, 助教授 (10254434)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 高橋 雄三  広島市立大学, 情報科学部, 助手 (30326425)
村田 厚生  広島市立大学, 情報科学部, 教授 (10200289)
Keywordsユーザビリティ / メンタルワークロード / マルチウィンドウ / 画面評価 / 複雑性 / 局所筋疲労
Research Abstract

本研究では,認知工学的視点よりウェブコンテンツの評価を行うための,基礎的な評価指標を検討し,その評価とコンテンツの要素との関連を明らかにすることにより,コンテンツの設計指針の確立を目的とする.平成12年度には,「見やすい」,「使いやすい」等の利用者の利便性,ウェブコンテンツの利用時の身体的,精神的負担などの評価基準の検討を行った.また,ウェブコンテンツを色彩,配色,配置等のコンテンツを構成する要素と各評価基準に関する基礎的な検討を行った.
1.利用者の利便性に関する評価基準の検討
限られた画面上に配置される要素の位置や形状の操作性への影響について検討した.また,要素の位置や形状により画面の複雑性を表す指標を考案し,その指標が操作時間と高い相関を持つことを確認した.
コンピュータ上での操作性の向上を目的としたGUI化をウェブコンテンツに適用する際の留意点を検討するために,アプリケーションソフトにおけるアイコンの理解度に関する分析を行った.*
2.利用時の負担に関する評価基準の検討
作業時の負担に関する評価法を確立するために,EEGに基づく精神的負担の評価法と筋電位データに基づく局所筋疲労の評価法について検討した.**,***
3.コンピュータディスプレイにおける色彩,配色,配置と操作性との関連性に関する分析
色彩や配色の影響に関する基礎的検討を行うために,複数画面を利用する作業環境における画面の配色の作業効率への影響を分析した.青緑赤の3原色をウィンドウの背景色とした作業環境における作業効率を評価する実験を行い,配色の視認性が作業効率に影響することを確認した.****
4.****は国際会議の発表論文で以下の通り.
****A.Murata,T.Miyoshi and M.Fujii,Cognitive Layout of Multi-window System-Effects of Background Color and Size of Peripheral Window on Visual Interference,Proc.of IEEE 9th International Workshop on Robot and Human Interactive Communication(ROMAN2000),pp.241-246,(2000)
5.*,**,***は日本人間工学会誌第41回大会講演集における発表論文で以下の通り.
* 三好哲也,村田厚生,コンテキストとラベルのアイコンの理解度に及ぼす影響,日本人間工学会誌第41回大会講演集,pp.498-499(2000)
** 三好哲也,村田厚生,杉足昌樹,EEGのウェーブレット解析によるメンタルワークロードの評価,日本人間工学会誌第41回大会講演集,pp.280-281(2000)
*** 石原裕士,村田厚生,三好哲也,VDT作業時の局所筋疲労の評価,日本人間工学会誌第41回大会講演集,pp.284-285(2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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