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2000 Fiscal Year Annual Research Report

バイオマス資化性酵素を用いたオリゴ糖生産プロセス

Research Project

Project/Area Number 12650765
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

林 良茂  金沢大学, 工学部, 教授 (60019750)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 荻野 千秋  金沢大学, 工学部, 助手 (00313693)
川西 琢也  金沢大学, 自然科学研究科, 助教授 (80234087)
清水 宣明  金沢大学, 工学部, 教授 (50019634)
Keywordsセルラーゼ / アミラーゼ / オリゴ糖
Research Abstract

本研究は現在までに未利用のまま廃棄されている農作副生産物に着目し、その有用な利用方法の確立を目指している。特に稲作生産において、未利用のまま廃棄されるわら、籾殻そして米ぬかは微生物には十分な有用成分を多く含んだ有用資源である。本年度は籾殻などのセルロース資源の酵素による分解を試み、どのようなものがそこから生産されるのか解析を行った。さらに熱水処理などの物理的処理を酵素処理の前処理として行うことで酵素反応に与える効果についても検討を行った。その結果、次のことが明らかとなった。
(1)種々のセルラーゼ分泌微生物(Trichoderma sp.)を大阪発酵研究所(IFO)より購入し、それぞれより発現したセルラーゼの分解活性を籾がらを基質として行った。その結果、1種の菌株より比較的高い酵素活性(籾殻分解活性)が確認できた。
(2)籾殻の酵素反応の前処理として電磁波処理、紫外線処理、オートクレーブ処理等を行った結果、処理の有無により酵素反応に差異が確認できた。しかしどの処理についても効果は同程度であり、大きな変化は見られなかった。また超臨界水処理物は分解物の解析を行ったところ、その殆どがグルコース骨格以下の小分子にまで分解が進んでおり、適した処理法ではないことが明らかとなった。
次年度は本年度明らかにした上記の点を考慮し、亜臨界水処理条件の検討、籾殻に適した酵素の創製を中心に研究を行っていく予定である。特にセルラーゼの分子工学的改変により、籾がらに前処理なしで分解反応を行えるような酵素の創製を目指す。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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