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2000 Fiscal Year Annual Research Report

新規クモカイン"WECHE"の造血・発生における機能解析

Research Project

Project/Area Number 12670997
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

大根田 修  熊本大学, 発生医学研究センター, 助手 (30311872)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 須田 年生  熊本大学, 発生医学研究センター, 教授 (60118453)
KeywordsWECHE / アデノウイルス / 胎仔肝臓 / 赤芽球造血 / トランスジェニックマウス / 遺伝子破壊マウス
Research Abstract

1.WECHEの強制発現によるマウス生体内への影響の解析
(1)アデノウイルスを用いた強制発現
chicken β-actinプロモター制御下に発現するアデノウイルスベクターにWECHE cDNAを組み込み(以下Adeno-WECHE)、マウス胎仔造血への影響を解析した。Adeno-WCEHEを経子宮的に胎生13日マウス胎仔に感染させ、胎生17日目の胎仔肝臓における赤芽球造血を検討した。組織学的解析により、Adeno-WECHEを感染した胎仔肝臓は、コントロールに用いたAdeno-LacZと比べて、多く発現しているのが確認され、さらに赤血球細胞増加が観察された。その胎仔肝臓を用いて、後期赤芽球造血(CFU-E)をメチルセルロース半流動培地にて解析を行った。Adeno-WECHE感染胎仔肝臓由来CFU-Eはコントロールと比べ、2倍多く存在する事が明らかとなった。今後、その機能解明およびWECHEレセプターの探索についても併せて検討する。
(2)WECHEトランスジェニックマウスの作製
chicken β-actinプロモター制御下に発現するベクターに、WECHE cDNAを組み込んで、トランスジェニックマウスを作製し、僅か1頭のみに、外来遺伝子由来のWECHEを確認できた。その後、臓器におけるWECHE mRNAの発現を解析した結果、WECHE mRNAは発現していないことが明らかとなった。今後、WECHE高発現のトランスジェニックマウスを得るよう実験を継続していきたい。
2.WECHE genonic DNAの解析
WECHE遺伝子破壊マウス作製を目的に、WECHE genomic DNAをBACクローンから、サブクローニングする事に成功した。今後、その構造について解析を進めていきたい。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Ohneda O: "WECHE : a novel hematopoietic regulatory factor."Immunity. 12. 141-150 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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