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2001 Fiscal Year Annual Research Report

p53を分子標的とした癌ワクチン療法の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 12671251
Research InstitutionWakayama Medical University

Principal Investigator

谷 眞至  和歌山県立医科大学, 医学部, 助手 (60236677)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岩橋 誠  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70244738)
山上 裕機  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20191190)
Keywordsp53 / HLA-A24 / CTL
Research Abstract

われわれは、p53特異的HLA-A24拘束性cytotoxic peptideのmappingを最終目的としている。まず、ヒトとマウスのp53相同性より、候補peptideをstandard solid phase synthesis methodにより3種類合成し、peptideがHLA-24分子と結合しうるかpeptide binding assayで確認した。3種類のうち2種類のpeptideがHLA-A24に結合することが明らかとなった。この2種類のpeptideと、HLA-A24陽性健常者の樹状細胞を用いてCTLを誘導した。その、結果、peptideをpulseすることで、CTLが樹立でき、そのCTLがHLA-A24陽性腫瘍細胞特異的に傷害することを確認した。そこで、HLA-A24陽性癌患者のCTL前駆細胞の頻度はいかなるものか、その機能は健常人から誘導したCTLとの差を検討している。また、mouseについてはpHLA-2a-Hnman A2402からヒトα1、α2ドメインを組み込んだpUC19/A2402をクローニングし、この下流にpR2E1-mouse Kbからマウスα3、TM、Cytoを組み込みpUC19/A2402/KbをクローニングしpZeoSVとMC-38細胞にco-transfectionし、MC38-A2402/Kb細胞を作り、HLA-A2402の発現を評価したクローンをC57BI/6のoocyteのmale pronucleusにmicroinjectionし、femaleのmouseにimplantさせ発育させ、PCRを用いて確認、さらに、HLA-A24とKbの発現強度を比較し、1:1にHLA-A24が発現しているmouseを実験に用いる予定で研究を進行しているところではあるが、transfectantなどの安定性に欠き、再検討を要する。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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