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2000 Fiscal Year Annual Research Report

大動脈解離発症の機序解明に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12671319
Research InstitutionYokohama City University

Principal Investigator

高梨 吉則  横浜市立大学, 医学部, 教授 (70075505)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井元 清隆  横浜市立大学, 医学部, 講師 (40203335)
梅村 敏  横浜市立大学, 医学部, 教授 (00128589)
Keywords解離性大動脈瘤 / 大動脈解離 / マトリックスメタロプロテアーゼ / MMPs / 免疫染色
Research Abstract

今年度は研究1年目であり、もっぱら解離性大動脈瘤の検体を収集することにあてられました。平成13年3月現在の検体収集状況としては、解離性大動脈瘤30症例、positive contorolとして腹部大動脈瘤13症例、nagative contorolとして正常の上行大動脈15症例を、すべてすぐさま液体窒素にて凍結し、-80℃にて保管しています。パイロットスタディとして免疫染色を行いました。急性期の大動脈解離において、マトリックスメタロプロテアーゼ-9(MMP-9)が中膜に発現しているのが確認されました。しかし、MMP-9は創傷治癒課程の早期に発現することが分かっており、その他のマトリックスメタロプロテアーゼファミリーの発現状況と合わせてみなければ、マトリックスメタロプロテアーゼの発現が、大動脈解離の発症の課程である中膜の脆弱性に寄与しているのか、もしくは解離を発症した創傷治癒の早期反応なのかは分かりません。平成13年度はこのことも含めて、研究を進めて行きたいと思います。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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