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2001 Fiscal Year Annual Research Report

疼痛制御薬剤の脳脊髄液移行に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12671468
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

稲垣 喜三  鳥取大学, 医学部, 助教授 (40184717)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 友紀子  鳥取大学, 医学部・付属病院, 助手 (50304233)
石部 裕一  鳥取大学, 医学部, 教授 (40122014)
Keywordsケタミン / 硬膜外鎮痛 / ファーマコカイネティクス
Research Abstract

平成12年度に引き続き、ぺントバルビタール静注により麻酔を導入した後に気管内挿管し、酸素-亜酸化窒素-セボフルランで麻酔を維持した白色家兎の硬膜外腔にラセミ体のケタミンとS(+)ケタミンを、0.5mg/kg、1.Omg/kg、2.Omg/kgを生理食塩水で2mlに調整したものを30秒で単回投与し、脳槽に留置したカテーテルから脳脊髄液と大腿動脈から血液を、それぞれ単回投与後3、5、10、15、30、45、60、90、120分に採取した。採取した脳脊髄液と遠心分離させて得られた血漿を80℃で凍結保存した。現在、高速液体クロマトグラフィーにて、濃度を測定中である。また、くも膜下投与により鎮痛作用を有するMgも100、300、1000、3000μgを硬膜外腔に投与し、その薬物動態を上記のtime scheduleで検索中である。フェンタニルの薬物動態を検討する予定であったが、麻薬であるフェンタニルの入手と管理が実験室レベルでは困難であるために、同実験は延期している。Chronic instrumehtal modelの作成は、instrument挿入後の家兎の生存が困難であるために、実現に至っていない。現在その実現に向けて、対策を検討中である。特に、動脈カテーテルの閉塞と脳槽カテーテルによる炎症あるいは感染で、2日間の生存を得られていない。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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