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2001 Fiscal Year Annual Research Report

脳低温療法の外傷性脳損傷に対する有効性の機序解明と至適実施法の開発

Research Project

Project/Area Number 12671477
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

相引 真幸  愛媛大学, 医学部, 講師 (70148162)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前川 聡一  愛媛大学, 医学部, 助手 (50284419)
関 啓輔  香川医科大学, 医学部・附属病院, 講師 (20226632)
Keywords頭部外傷 / 脳低温療法 / マイクログリア / サイトカイン
Research Abstract

平成13年度(今年度に提出した計画書と実験内容を変更し、当初の計画に沿い検討した)
方法:正常ラットにおける、脳内マイクロダリア低体温負荷後のLipopolysaccharide (LPS)に対する反応性の検討を行った。ウレタン麻酔下に、ラットの脳組織を取りだし、ホモジュネート後、培養液にて希釈洗浄を繰り返し、培養皿で培養する。得られたマイクログリアに対して、37℃,33℃,30℃の各培養温度における、LPS投与に対する反応性を検討した。測定項目はTNF、IL-6、NOである。この検討で、脳内免疫担当細胞の低温負荷後のLPSに対する反応性変化が明らかにする。
2.同IL-6およびNO産生能:LPS投与後3および6時間において、33および30℃で、37℃時に比し有意に抑制された、その抑制はLPS投与後48時間まで持続した。
以上の結果より、脳内マイクログリアのサイトカイン産生は、培養温度の低下により抑制されるが、各サイトカインでの経時的差が存在することが明らかとなった。これらの差が、生理学的にどの様な意味を有するかについての検討が必要である。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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