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2000 Fiscal Year Annual Research Report

プロスタグランジンD合成酵素による胎児及び新生児の中枢神経評価機能法

Research Project

Project/Area Number 12671595
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

信永 敏克  大阪大学, 医学系研究科, 講師 (40273677)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 木村 正  大阪大学, 医学系研究科, 助手 (90240845)
古山 将康  大阪大学, 医学系研究科, 講師 (00183351)
東 千尋  大阪大学, 医学部・附属病院, 助教授 (20151061)
志岐 保彦  大阪大学, 医学系研究科, 助手
KeywordsプロスタグランジンD合成酵素 / 中枢神経機能評価法 / 胎児 / 新生児 / 羊水 / 臍帯動静脈血
Research Abstract

1.患者の同意の下、妊婦血中のプロスタグランジンD合成酵素(PGDS)濃度をELISA法により測定した。採血時の妊娠週数及び推定体重によるPGDS濃度標準曲線を作成した。
2.患者の同意の下、羊水穿刺時に血液や胎便の混入していない羊水中のPGDS濃度をELISA法により測定し、採取時の妊娠週数及び推定体重によるPGDS濃度標準曲線を作成した。
3.インフォームド・コンセントを得たうえで、分娩時に妊婦血及び臍帯動静脈血、また採取可能であれば血液や胎便の混入していない羊水を採取しPGDS濃度をELISA法により測定し比較検討した。臍帯動静脈血中のPGDS濃度と妊娠週数、出生体重、性によるPGDS濃度標準曲線を作成した。臍帯動静脈血中のPGDS濃度とアプガースコア、臍帯動静脈血ガス、胎児心拍モニタリング、新生児頭部の超音波所見を比較検討した。
4.インフォームド・コンセントを得たうえで、新生児出生後の第一尿及び24時間尿を採取しPGDS濃度をELISA法により測定し在胎週数、出生体重、性別によるPGDS濃度標準曲線を作成した。
5.インフォームド・コンセントを得たうえで、流産児、死産児、早期新生児死亡児及び中枢神経に疾患があり流死産や早期新生児死亡児となった症例の中枢神経におけるPGDSの発現を免疫組織染色法、in situ hybridization法、ノーザンブロット法及びウェスタンブロット法により検討中である。
6.インフォームド・コンセントを得たうえで、妊婦血中、臍帯動静脈血中、羊水中、新生児尿中のPGDSの由来を検討するために、免疫組織染色法、in situ hybridization法、ノーザンブロット法及びウェスタンブロット法により、胎盤、絨毛膜、羊膜、臍帯血管内皮、妊娠子宮筋層及び脱落膜における発現を検討している。

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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