2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12671685
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
遠藤 壮平 日本大学, 医学部, 講師 (80246876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野口 雄五 日本大学, 医学部, 助手 (30318422)
木島 太郎 日本大学, 医学部, 助手 (40256863)
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Keywords | 頭頸部腫瘍 / 遺伝子治療 / アンチセンスプラスミッド / TGF-α / IL-12 / リポソーム |
Research Abstract |
TGF-αに対するアンチセンスプラスミッドのlipofectionにてヌードマウス皮下に作成したヒト頭頸部扁平上皮癌腫に対する抗腫瘍効果を確認し、それが主にアポトーシスによるものであることを示した(Endo S, et al : Gene Therapy 7;1906-1914,2000)。当教室で樹立した頭頸部扁平上皮癌組織由来の細胞株[第60回(2001年)日本癌学会で発表;No878]を使用してヌードマウス皮下に腫瘤を形成するアニマルモデルを作成した。そのモデルにTGF-αアンチセンスプラスミッドベクターとIL-12発現プラスミッドベクターを併用することによる抗腫瘍効果増強を確認する予定である。更にTGF-αアンチセンスプラスミッドベクターやIL-12発現ベクターと抗癌剤の併用によって抗腫瘍効果の増強を認めるかどうかについても検討する予定である。
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