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2002 Fiscal Year Annual Research Report

6自由度顎運動測定器を用いた睡眠時ブラキシズムの測定解析法の確立

Research Project

Project/Area Number 12671887
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

竹内 久裕  徳島大学, 歯学部附属病院, 講師 (10222093)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大倉 一夫  徳島大学, 歯学部, 助手 (70304540)
山内 英嗣  徳島大学, 歯学部, 助手 (10304544)
郡 元治  徳島大学, 歯学部, 助手 (50253216)
重本 修伺  徳島大学, 歯学部, 助手 (20294704)
Keywords睡眠時ブラキシズム / 6自由度測定 / データ圧縮復元
Research Abstract

1.運動測定器の評価実験
ブラキシズム解析用顎運動測定器(BS-3)を用いて義歯装着者および下顎骨半側切除患者の顎運動測定を行い,あらゆる条件に対応できるよう顎運動の基準座標系の決定法やセンサの設置方法について検討を加えた.この結果は国際学会(1^<st> International Congress on Mastication and Healthおよび5^<th> International Congress on Maxillofacial Rehabilitation)で報告した.
2.顎運動データ保存方法の検討
BS-3では高速フーリエ変換(FFT)を用いてディジタル信号処理を行い顎運動データを算出している.FFT標本点数が増えると高精度測定は実現できるが高速測定が困難である.解析対象となる顎運動データを算出後,データに適した標本点数(高速測定あるいは高精度測定)でFFT処理を再度行う方法としてFFT後のデータを保存し逆FFT処理を行うことで元波形を復元する方法を考案し計算機シミュレーションを行った.計算機シミュレーション用のソフトウエアは,Microsoft社製VisualC++で開発した.FFT処理後のデータは顎運動測定用周波数(2.0,2.4,2.8,3.2,3.6,4.0kHz)の実部と虚部を保存するだけで元波形を復元できるため保存するデータ量は生データを保存する方法と比較して数十分の1に圧縮することが可能であった.今後実際の測定データにこの方法を適応する予定である.
3.生体信号の磁場からの分離
生体信号は微弱な信号で,解析に耐えうるデータを得るためには磁場を形成する周波数成分からの分離が必要である。FFT処理は信号に含まれる周波数成分を分離できことからFFT処理後既知の磁場形成用周波数を除去し,逆FFT処理を施すことで理論的には生体信号のみが抽出可能である.この方法について計算機シミュレーションを行い生体信号と顎運動用周波数を分離できることが確認できた.今後実際の測定データにこの方法を適応する予定である.
4.センサコイルの小型化
口腔内に設置可能なセンサコイルを開発するため磁気コアに東京電子機材社製の直径2.8mm,5.0mmおよび9.0mmの球状コアを用いた試験システムを構築し試験を行っている。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 川口 貴穂: "一対の三軸コイルでセンサを構成した6自由度顎運動測定器"四国歯学会雑誌. 16巻1号(印刷中). (2003)

  • [Publications] 川口貴穂: "平衡側接触が側方限界運動へ及ぼす影響"日本補綴歯科学会雑誌. 47巻109特別号(印刷中). (2003)

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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