2002 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護活動に不可欠なフィジカル・アセスメント技術の体系化に関する基礎的研究
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12672294
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
山内 豊明 名古屋大学, 医学部, 教授 (20301830)
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Keywords | アセスメント / フィジカル・アセスメント技能 / 訪問看護 / 現状調査 / フィジカルアセスメント知識 / フィジカルアセスメント使用頻度 / フィジカルアセスメントニーズ / フィジカルアセスメント教育 |
Research Abstract |
本年度は訪問看護ステーションに就業中の250名の看護職を対象に、これまでと同様の調査を行った。 ニーズについて「絶対に必要である」との回答が70%を超えた5項目についてはその項目を「自分で行なえる程度に知っている」または「他人に教えることができる程度に知っている」と回答した者がいずれも90%を超え、「週に1回以上行っている」あるいは「毎日行っている」と回答した者がいずれも80%を越えていた。さらにニーズについて「絶対に必要である」あるいは「あったほうがよい」と回答した者が70%を超えた15項目では「行なえる程度に知っている」場合には実際の使用頻度が高い傾向を認めた。 看護職経験の長さの差により、ニーズではバイタルサイン、皮膚病変で、知識では皮膚病変、リンパ節触診、眼球運動、乳房触診で、使用頻度では意識レベル、皮膚病変、眼球運動、瞳孔対光反射、頸静脈怒張、胸部音声振盪触診、胸部打診、心尖拍動触診、乳房触診、深部腱反射で、有意差を認めた。 訪問看護経験の長さの差により、ニーズでは眼球運動で、知識の程度では表在知覚、歩行・歩容、体幹の平衡機能、失認で、使用頻度では意識レベル、皮膚病変、リンパ節触診、眼球運動、瞳孔対光反射、瞳孔対光反射、口腔・咽頭の視診、頸動脈拍動頸静脈怒張、胸部音声振盪触診、胸部打診、脈拍と心拍の比較、乳房触診で、有意差を認めた。 医療機関での勤務経験の長さの差により、ニーズでは眼球運動で、知識の程度では歩行・歩容、体幹の平衡機能、失認で、使用頻度では意識レベル、皮膚病変、リンパ節触診、眼球運動、瞳孔対光反射、瞳孔対光反射、口腔・咽頭の視診、頸動脈拍動、頸静脈怒張、胸部音声振盤触診、胸部打診、脈拍と心拍の比較で、有意差を認めた。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] 三苫里香, 小松洋子, 中井順子, 山内豊明: "訪問看護実践場面必要とされるフィジカルアセスメントについての現状調査の試み"訪問看護と介護. 第7巻・第1号. 47-53 (2002)