• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2000 Fiscal Year Annual Research Report

高齢者の転倒予防のための下肢筋量のガイドライン作成

Research Project

Project/Area Number 12680011
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

久野 譜也  筑波大学, 体育科学系, 講師 (70242021)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 増田 和実  筑波大学, 体育科学系, 助手 (50323283)
岡田 守彦  筑波大学, 体育科学系, 教授 (60011615)
Keywords高齢者 / 歩行能力 / 筋 / 運動
Research Abstract

これまでに,健康的な男女約800名(20歳代〜80歳代)の下肢の筋量(MRIによる),筋力及び歩行能力について検討した.
今回のキーワードとして,プロダクティビティを達成するための生活機能を高齢になっても維持・増進するための具体的なガイドラインの構築を目指している.
今年度は,生活機能の維持・増進のためには,歩行能力を維持・増進することが肝要(これは寝たきりにならないという意味だけではなく,高齢になっても就労できるというような積極的な意味を持つ)と考え,歩行能力(岡田班)と筋量(久野班)との関係を検討した.その結果,歩行能力の低下は歩幅の短縮に強く依存していることが明らかになり,その歩幅の短縮は,股関節に位置する大腰筋で大腿部の伸筋量の加齢による低下に依存することも明らかとなった.これらの筋量の回復のためには,週一回程度の筋力トレーニングが安全面からみても適当であることも確認され,これにより筋量が回復すると,歩行機能も同時に改善されることも明らかにできた.

  • Research Products

    (6 results)

All Other

All Publications (6 results)

  • [Publications] 久野譜也: "加齢に伴う骨格筋の退行性変化"医学のあゆみ. 193. 613-616 (2000)

  • [Publications] 久野譜也: "高齢者の生活と運動"J.Exerc.Sci. 10. 13-18 (2000)

  • [Publications] 久野譜也: "大腰筋の筋横断面積と疾走能力及び歩行能力との関係"バイオメカニズム学会誌. 24. 148-152 (2000)

  • [Publications] 久野譜也: "元気に歩くための筋肉の鍛え方"高齢者の生活機能増進法-地域システムと具体的ガイドラインー. 46-55 (2000)

  • [Publications] 金俊東 他 久野: "加齢による下肢筋量の低下が歩行能力に及ぼす影響"体力科学. 49. 589-596 (2000)

  • [Publications] 秋間 他 久野: "Muscle function in 164 men and women aged 20-84 yr"Med.Sci.Sports Exerc.. 33・2. (2001)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi