2000 Fiscal Year Annual Research Report
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12680032
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
渡部 和彦 広島大学, 教育学部, 教授 (20057699)
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| Keywords | 高齢者 / 歩行 / バランス / 意識 / トレーニング |
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| Research Abstract |
1 本年度は、高齢者のバランス機能の解析のためのソフトを購入した。すなわち、キスラー社製のフォースプレートを用いた身体重心測定装置の機能の充実をはかると共に歩行運動における足底部の圧力中心点の軌跡の解析を可能にした。この装置の改善により、本年度の予定であった、高齢者の歩行運動およびバランス機能の解析のための準備を整えることができた。
2 予備調査として、本学学生を用いて歩行運動の解析を行った。画像の解析と共にキスラー社製のフォースプレートによる力学的情報を時間的に同時かつ継時的に解析することができた。画像の解析においては、新たに3次元画像解析のソフト(ウイン アナライズシステム)を購入することができ、歩行運動のバランス機能の解析の充実が図られた。高齢者の被験者は、東広島市在住の数人に協力していただき実験を行った結果十分な分析ができることが確認された。本研究におけるオリジナルな点である、足底圧の認識に関しては、高齢者の被験者においても十分な理解が得られ、このような条件での測定が可能であることが確認された。
3 高齢者の被験者は、東広島市のヘルスプロモーション事業の一つである「生きがい健康体育大学」の参加者などの協力が得られる。この事業には、渡部和彦が指導的立場で協力した。
4 本年度は予定通り、歩行運動解析のための準備を完了することができ、平成13年度の本格的な調査研究に向けて取り組むことができるようになった。
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