2001 Fiscal Year Annual Research Report
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12680196
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| Research Institution | Kanagawa Prefectural Museum of Cultural History |
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Principal Investigator |
新井 一政 神奈川県立歴史博物館, 学芸部, 専門学芸員 (00132910)
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| Keywords | 展示解説ボランティア / 資料整理ボランティア / 教育ボランティア |
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| Research Abstract |
博物館ボランティアを受け入れる館は全国的に次第に増えつつありその受入分野も、展示はもとより資料の収集・整理・保存・保管、調査研究、普及・解説等、博物館の活動分野のほとんどの領域にわたってきている。
各博物館へのアンケートや聞き取り調査により実際のボランティアの活動分野をみてみると、そこにはある傾向を見いだすことができる。ボランティア側からは、資料を直接取り扱う分野へ活動参加を希望する意見が多くみられるが、人文系の博物館ではそこで取り扱う資料が美術工芸品や文化財が主となるために資料整理部門でのボランティア受け入れには積極的ではない傾向が見られ等、それぞれの館(園)が扱う資料の特性や対象とする利用者層によって受入施設側がボランティアの活動範囲を規制している場合が多く、以下に示すように傾向がみられる。
・人文系博物館では、展示室の解説ボランティアを受け入れている施設が多い。動植物園や水族館にもこの傾向がみられる。
・自然系博物館は、標本作成・整理や調査・研究分野をボランティア活動の場としている施設が多い。
・理工系博物館や青少年科学館等の施設では、各種実験の演示や指導などの教育的な分野でのボランティア活動を受け入れている施設が多い。
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