2000 Fiscal Year Annual Research Report
日本文化と日本語理解のためのコミュニケーションシステムの開発
Project/Area Number |
12680220
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Research Institution | Dokkyo University |
Principal Investigator |
立田 ルミ 獨協大学, 経済学部, 教授 (10049637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井口 厚夫 獨協大学, 外国語学部, 助教授 (50202867)
大西 雅行 獨協大学, 外国語学部, 教授 (40049581)
中西 家栄子 獨協大学, 外国語学部, 教授 (20217780)
富澤 儀一 東京理科大学, 理工学部, 教授 (40084462)
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Keywords | Web教材 / 日本文化 / コミュニケーションシステム / マルチメディア |
Research Abstract |
今までに作成されている"Images of Japan"のWebページに対する評価を基に、システム全体の検討を行い、これらのWebページの追加および削除、変更を行った。また、イリノイ大学に置かれた"Chado-The way of Tea"、"Ikabana-Flower Arrangement"の部分に続いて、"Kimono-Japanese Traditional Clothes"を追加開発中である。これについてはイリノイ大学の郡司紀美子が文献研究を行い、これらの研究結果をビジュアルに表現するために、日本で写真撮影を行って新しい部分を追加開発中である。また、イリノイ大学の学生、獨協大学の学生、東京理科大学の学生との間で、日本文化に対する意見交換するためのシステムについて検討し、コミュニケーションシステムの開発を行った。これらを用いた結果については、現在イリノイ大学、獨協大学、東京理科大学の学生対象にプレ・アンケートを行い、結果を集計してED-MEDIA2000で発表する予定である。その後2001年4月より日本文化に対するディスカッションをイリノイ大学、獨協大学、東京理科大学の学生間で行い、その後ポスト・アンケートを行って比較検討する予定である。これらの結果については、次年度に報告する。日本語聞き取り練習コースについては現在新規開発中で、開発したものを実際に獨協大学の留学生に利用させて、結果をまとめて来年度論文としてまとめる予定である。獨協大学の日本語教授法の学生とコンタクトのとれた外国人学生に対して、アポイントシステムを開発し、アポイントのとれた学生と実際に会話が行えるシステムを現在検討中である。
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[Publications] 立田ルミ,中西家栄子 他: "Web教材およびコミュニケーションシステムの開発と評価"情報科学研究. 18号. 37-46 (2000)
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[Publications] L.Tatsuta,Y.Nakmishi: "Development of Cross-Cultural Communication and Web-based Japanese Education"Leaning Societies in the New Millennium. 2000. 741-744 (2000)
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[Publications] 立田ルミ: "Web教材の開発と運用"情報処理教育研究集会講演論文集. 平成12年度. 616-619 (2000)
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[Publications] 立田ルミ,中西家栄子,井口厚夫: "マルチメディア対応の電子教材開発-基本設計-"教育工学関連学協会連合講演論文集. 第6回. 555-558 (2000)
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[Publications] 立田ルミ,富澤儀一: "コンピュータとネットワークによる情報活用"朝倉書店. (2000)