2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12680237
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Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
波多野 和彦 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (50198751)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村山 功 静岡大学, 教育学部, 助教授 (40210067)
松田 稔樹 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (60173845)
山地 弘起 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (10220360)
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Keywords | 司書教諭 / 情報化 / メディア・スペシャリスト / マルチメディア教材 / 研修 / 評価・改善 / 素材型教材 / 司書 |
Research Abstract |
学校教育における情報化を推進するために、平成15年度から大規模校に必置となる「司書教諭」の情報化対応能力を向上させ、メディア・スペシャリストとしての役割を具体化させることを目標に、「教育の情報化」に関わる研修を対象として、以下の活動を行った。 1.司書教諭をはじめとする学校教員等を対象とする「情報化対応」研修において、国内産学共同研究で開発した素材型研修教材(CD-ROM, DVD, VTR等)を有効に活用するための「素材管理システム」を構築した。 2.研修の実施状況や目的に応じた研修プランを検討し、研究代表者、研究分担者、研究協力者のそれぞれが、試行的に実践を行った。 3.開発した「素材管理システム」を活用することにより、実践した集合型研修等のために準備した提示資料を自立学習用教材に転用する方策を検討した。 4.国内外の教育機関に対する訪問調査等により、Web等を活用した学習環境の運用に関わる工夫や課題を収集・整理した。 5.研究成果や教材の普及・評価・改善方策について検討した。 これらの成果を研究報告としてまとめた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 毛利 瑞穂, 坂元 章, 波多野和彦, 坂元 昂: "高等学校におけるコンピュータ使用が生徒の情報活用能力に及ぼす効果"日本教育工学会誌. 26巻増刊号. 85-90 (2002)
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[Publications] 波多野 和彦, 近藤 智嗣, 加藤 浩, 山路 進, 谷川 由紀子, 坂元 昂: "3D素材を取り入れた多地点・小集団の連携による教育実践モデルの開発"日本教育工学会第18回大会講演論文集. 583-584 (2002)
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[Publications] 加藤浩, 波多野和彦, 坂元昂, 木原幸男, 森本均, 小宮孝, 松田冨士夫: "教育ナレッジ循環型ネットワークシステムの研究開発"日本教育工学会第18回大会講演論文集. 615-616 (2002)
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[Publications] 江本理恵, 松田稔樹: "情報科教育法向け教授活動ゲームの開発"日本教育工学会第18回大会講演論文集. 795-796 (2002)
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[Publications] 波多野和彦[編]: "フレキシブル・ラーニングのための学習支援と評価(I)"メディア教育開発センター研究報告. 41. (2003)
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[Publications] 井口磯夫(編), 安達一寿, 成田雅博, 野末俊比古, 波多野和彦, 村山功: "情報メディアの活用-司書教諭テキストシリーズ05-"樹村房. 191 (2002)