• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2001 Fiscal Year Annual Research Report

「ゲーミング・シミュレーション教材『学校』」の開発と授業実践

Research Project

Project/Area Number 12680244
Research InstitutionAKITA UNIVERSITY

Principal Investigator

井門 正美  秋田大学, 教育文化学部, 助教授 (60312691)

Keywordsゲーミング / 学校変革 / 学校文化論 / シュミレーション / 学校の自己組織性 / 教師教育 / 教員養成 / 問題解決
Research Abstract

今日、学校現場は、学級(学校)崩壊、校内暴力、不登校など、様々な問題を抱えている。本研究は、こうした学校現場の問題状況を克服するために、教師や生徒、教職を目指す学生に問題解決力を培うための教材作成とその実践を行うことを目的とする。すなわち、「ゲーミング・シミュレーション教材『学校』」を作成し、この教材を活用することで、彼/彼女らに学校や学校文化を相対化して学校を変革することのできる問題解決力を育成しようとするものである。
そのねらいを達成するために、以下のような手順を踏んだ。
(1)実態調査に基づく「ゲーミング・シミュレーション教材『学校』」の作成 (基本設定、シナリオ集、プロフィール集等から成る)
(2)「ゲーミング・シミュレーション教材『学校』」によるワークショップ (学生・院生によるワークショップ)
(3)教材及び実践の評価 (実践分析、教材評価等)
(4)研究のまとめ
ゲーミング・シミュレーション教材「学校」は架空の中学校とこの中学に関わる人物の役柄約250名から構成される。学習者は、この架空の中学校に関係するある人物になって、学校の問題について役割演技で討論する。こうした討論を通して、学校や学校文化を対象化して、問題の原因を考究し、より望ましい学校の在り方・変革の方向を考えるのである。
このようなゲーミング・シミュレーションによる学習活動を通して、学習者は問題解決力を培い、今日の学校現場の問題の発見や解決に立ち向かうことができるようになる。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi