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2000 Fiscal Year Annual Research Report

日本語教育実習記録のミクロ的視点における逐語・逐行動の類量的類型化と分析

Research Project

Project/Area Number 12680307
Research InstitutionBunkyo University

Principal Investigator

樋口 治子 (早川 治子)  文教大学, 文学部, 助教授 (60255057)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田部井 圭子  亜細亜大学, 教養部, 助教授 (10207219)
樋口 洋一郎  東京工業大学, 社会理工学研究科, 教授 (60198992)
Keywords教育実習 / 実習生 / 経験者 / 教室活動 / ビデオ撮影 / 発話書き起こし / データベース化 / 談話
Research Abstract

本研究の目的は教育実習における経験者と未経験者の教室行動の比較を実証的に行うことである。
平成12年度においては
1.実習生の教室活動のビデオ(平成6年から11年までのもの)と経験者のビデオ(市販のもの)とを比較する。2.2000年度の実習生の教室活動を教室の前後からビデオ撮影を行う。3.アルバイトによるビデオ発話の書き起こしを行い、データベース化する。4.項目を入力する。5.総計的データ分析を行う。同じように経験者のビデオのデータベース化を行う。
以上が研究計画であったが、1から3までは計画どおり終了した。但し、ビデオ発話の書き起こしに関しては正確を期するために専門業者に依頼した。
データベースに関しては実習生各30分20本分、計600分、及び経験者各70分6本、計420分が終了した。
4においては、繰り返し、質問と情報の多寡、発話機能、繰り返し、談話のまとまり、文・語のバラエティの項目に関して実習生と経験者を比較した。しかしながら項目の入力方法に関して統計処理を施すために未だ適切な方法を検討中である。5に関しては、4に基づき、実習生の不適切な教室行動を類型化し、また経験者の行動を非言語行動まで含めて、比較対象とし、両者の比較分析を行った。その結果は、文教大学「言語と文化」13号に『日本語中上級における教師発話の分析-経験者と実習生の比較-』として発表した。これにより今後どのように研究を行うかの骨組みが出来上がった。しかしながらこれもケーススタディに留まり、統計的分析には至っていない。
今後項目の入力方法の決定を行い、統計的処理を施す予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 早川治子: "日本語中上級における教師発話の分析-実習生と経験者の比較-"言語と文化. 13号. 31-57

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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