2000 Fiscal Year Annual Research Report
心筋梗塞、脳卒中発症後の、高血圧と高脂血症の治療の実際:再発予防の現状
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12770194
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
松井 邦彦 京都大学, 医学研究科, 助手 (80314201)
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Keywords | 心筋梗塞 / 脳卒中 / 三次予防 |
Research Abstract |
I 本年度の内容 平成11年1月より同年12月までに、急性心筋梗塞、脳卒中(脳梗塞、脳出血)の診断で、対象施設に入院し、生きて退院した患者を対象に、調査を行っている。本年度は、予定された二年間にわたる研究の初年度であり、1)、2)、および3)を行なった。 1)データ収集項目の決定 ● 施設ID、施設内患者ID、氏名、年齢、性別 ● 入院疾患(発症年月日):急性心筋梗塞、脳梗塞、脳出血のいづれか ● comorbidity:高血圧、高脂血症、糖尿病、心臓病、呼吸器病、肝臓病、腎臓病、脳卒中、その他 ● 入院時検査結果(日付)、退院時検査結果(日付)、フォローアップ時検査結果(日付):血圧、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール ● 最終診察日(日付) ● 退院時処方(日付)、フォローアップ時処方(日付) それぞれの時点において、以下の薬品の投与状況を調べた ● 利尿薬、ベータ遮断薬、カルシウム拮抗薬、アンギオテンシン変換酵素阻害薬、アンギオテンシII受容体拮抗薬、亜硝酸薬、抗高脂血症薬、抗凝固薬、アスピリン、ワーファリン、ピリナジン、その他 ● 入院前生活習慣、退院後生活習慣:喫煙、飲酒、運動について変化しているかどうか ● 再発の有無:心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中について、どうであったか 2)データ収集 3)データベースへの入力 本年度は上記の項目についてデータの収集を行ない、現在もフォローアップデータを中心に、データ収集が続けている。これらが、同時に進行しつつある。
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