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2000 Fiscal Year Annual Research Report

顎堤粘膜の疼痛閾値が義歯装着者の咀嚼能力に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 12771169
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

平野 滋三  東京医科歯科大学, 歯学部・附属病院, 助手 (10262205)

Keywords全部床義歯 / 疼痛閾値 / 咀嚼能力 / 顎堤 / 粘膜
Research Abstract

全部床義歯装着者における咀嚼能力と顎堤粘膜の疼痛閾値との関係を明らかにするために,1)顎堤粘膜の荷重測定装置を開発し,ついで,2)全部床義歯装着者の粘膜の疼痛閾値を測定し,3)咀嚼能力と疼痛閾値の相関について,そのほかの因子,年齢,性別,咬合力,顎堤の形態,義歯の維持安定などの影響を統計的に分離して解析する.
疼痛閾値測定システムの開発
ストレンゲージを組み込んだ検出装置を製作した.測定ヘッドの形状は半円球状で,測定ヘッドの把持部にストレンゲージが装着される.測定ヘッドを粘膜に垂直に押し当て,圧感覚が痛みに変わった時点でホールドスイッチを押すことにより負荷されていた荷重量が記録されるシステムであり,口腔内での動作確認は終了している.以下の基礎実験を行った.
1)口腔内使用を想定し,温度,湿度補正を行い,出力の安定性を確認.
2)操作および測定の再現性の確認.
出力の較正はクリープメータ(現有)を用いて行う.平板に疑似粘膜を貼付し,垂直方向と20度の範囲で傾斜した状態で加圧し,荷重値に対する加圧角度,疑似粘膜の厚みの影響を測定する.いずれの条件においても良好な直線性を示した.
3)測定者3名で同一サンプルを測定し,再現性と測定精度の確認.測定の精度,再現性は良好であり,実際の測定に十分であることが判明した.

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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