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2000 Fiscal Year Annual Research Report

参照の共起性に基づく知識発見に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12780261
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

村田 剛志  群馬大学, 工学部, 講師 (90242289)

KeywordsWWW / Webコミュニティ / 共起性 / 完全2部グラフ / backlink / ハイパーリンク / サーチエンジン
Research Abstract

一般にWebページ上には文章、音楽、画像等の多様な形態の情報が含まれており、その内容を理解して関連ページを集めることは人間にとっても容易ではない。コンピュータ上でそのような処理を実現するために、本研究ではハイパーリンクのグラフ構造に基づいてページの関連性を見出す試みを行なっている。本年度は、興味を共有するWebコミュニティを発見するための手法の研究を中心に行なった。この手法は、Webのハイパーリンクのグラフ構造に含まれている完全2部グラフをコミュニティとみなし、入力されたURL数個を含んだ完全2部グラフをリンクの共起性に基づいて探索するものである。関連研究としては、Web全体のグラフ構造のスナップショットデータから固定サイズの2部グラフの探索を行なうKumarらの研究があるが、本研究においてはサーチエンジンでのbacklink検索によって入力URLに関連しているURLを見出し、それを逐次追加していくことによってコミュニティを見出している。これにより、大規模なデータを必要とせずに処理を行なうことができる。この手法に基づいたシステムをJava言語を用いて構築し動作させたところ、数多くのジャンルにおいて関連性のあるページ集合を見出すことに成功している。また、この発見されたコミュニティを視覚化システムと組み合わせることによって、コミュニティ内の構造を視覚化する試みも行なった。その結果、例えばジャンルFinanceにおいては証券取引所のサイトを中心としたスター型のグラフになるというように、ジャンルにおける内容的な特徴を反映したグラフを数多く生成することができ、ハイパーリンクを基にしたアプローチの有効性を示すことができた。

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] T.Murata: "Discovery of Web Communities Based on the Co-occurrence of References"Proceedings of the Third International Conference on Discovery Science, Lecture Notes in Artificial Intelligence. 1967. 65-75 (2000)

  • [Publications] 村田剛志: "Webにおけるコミュニティの発見"人工知能学会研究会資料. SIG-KBA-9904. 79-84 (2000)

  • [Publications] 村田剛志: "Backlinkを利用したWebページの関連性の発見"人工知能学会研究会資料. SIG-FAI-A001. 13-18 (2000)

  • [Publications] 村田剛志: "Webコミュニティにおける構造の発見"人工知能学会研究会資料. SIG-KBS-A002. 7-12 (2000)

  • [Publications] 村田剛志: "参照の共起性に基づくWebコミュニティの発見"人工知能学会全国大会(第14回)論文集. 1. 408-411 (2000)

URL: 

Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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