2000 Fiscal Year Annual Research Report
意味解析用辞書の構築における用例分析プラットホームに関する研究
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12780265
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Research Institution | The National Institute for Japanese Language |
Principal Investigator |
山口 昌也 国立国語研究所, 国語辞典編集室, 研究員 (30302920)
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Keywords | 意味解析用辞書 / 多義語 / 結合価パターン / 分類支援 / 用例データベース / 語義分類規準 |
Research Abstract |
本年度は,以下のような研究を行った。 語義分類規準の設計:用例を分類した結果から多義語の語義分類規準を構築する手法を提案した。提案した語義分類規準は,語義を規定する用例クラスタ組を分類者が同一の語義として認識する確率として表現される。また,複数の分類者を想定することにより,語義分類規準の客観性を持たせている。 分類支援方式の設計:上記の語義分類規準構築時に必要となる,用例分類結果収集システムを設計した。ここでは,分類者の利便を考え,グラフィカルなインターフェイスとして設計し,操作はすべてマウス操作とした。機能としては,計算機画面上で分類の試行錯誤を行うことを考慮して,用例の移動,グループ化,分類誤り検出機能などを持たせた。 用例管理データベースの設計:ここでは,分類用の用例を抽出するためのテキストコーパスの設計,さらに,用例分類結果を格納する際のデータ形式の設計を行った。 分類支援システムの試作:上記の設計に基づき,分類支援システムの構成要素として,次の二つのプロトタイプシステムを実現した:(a)分類結果から語義分類規準を作成し,用例をクラスタリングするシステム(語義分類規準の設計に基づく),(b)用例分類結果収集システム(分類支援方式の設計に基づく)
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Research Products
(1 results)