2000 Fiscal Year Annual Research Report
自己完結型混合ライン生産システムの設計に関する研究
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12780335
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| Research Institution | Ehime University |
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Principal Investigator |
徐 祝淇 愛媛大学, 法文学部, 講師 (20294506)
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| Keywords | 自己完結型混合ライン / 組立工程 |
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| Research Abstract |
日本の自動車産業においては,ユーザーの求める多様な商品を迅速に開発・生産することが重要であり,適切な生産システムの開発が必要である.一方,生産現場の労働環境への配慮も強く求められている.このような経済環境において,自己完結(自律完結)型混合ライン生産システムの導入が一部の工場で試みられている.しかしながら自己完結型混合ライン生産システムの導入に伴う新しい管理技術の開発が遅れており,相応しい生産システムの設計方法はまだ確立されておらず,それに関する研究も乏しい.本研究は自己完結型混合ライン生産システムの設計に関する基礎研究を目的とする.
本年度(平成12年度)では,ほぼ予定通り研究を進めた.
(1)準備段階を経て,日本の自動車産業を対象に,現場基礎調査を行った.トヨタ自動車工業,日産自動車工業,三菱自動車工業などの国内の主な8つの自動車最終組立工場を現地調査し,現場で必要なデータを収集し,または聞き取り調査を行った.すでに自己完結型混合ライン(またはそれに準じる)生産方式を利用している工場では,その実情および問題点,改善点等を検討した.自己完結型混合ラインを利用していない工場では,既存生産システムの実情や自己完結ライン生産方式の導入しない理由や導入の可能性等を調査した.
(2)調査結果をまとめたうえで,現場の情報やデータを整理することによって,混合ライン生産システムの特徴や問題点をより明確にし,混合ラインの管理技術・管理方針を把握し,自己完結型混合ライン設計の知見をある程度得た.
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