2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12791005
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
谷 武幸 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (00030718)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 淳藏 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (50093498)
岡部 孝好 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (60067676)
坂下 昭宣 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (10093684)
加登 豊 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (70117993)
金井 壽宏 神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (80135780)
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Keywords | 阪神地域に於ける起業支援 / WTO加盟後の中国 / 企業間ネットワーク / コミュニケーション行動 |
Research Abstract |
阪神地域における起業支援システムの構築に関して、平成13年度に行ったのは以下のとおりである。 (1)昨年度行った調査「時代の経営モデルを懸命に模索する日本企業」の調査結果を公刊し、阪神地域の起業を支援すべく、行政機関や商工会議所などに配布した。 (2)阪神地域における起業を支援するため、「アメリカ村商業地域の形成」、「宝塚エコマネー実験」、「滋賀県環境生活協同組合」など32本のケースを作成し、神戸大学大学院経営学研究科のインターネット上で公開している。 (3)昨年に引き続き、阪神地域における起業支援をサポートするため、起業に関わるビデオコンテンツを作成し、神戸大学大学院経営学研究科のインターネット上でVOD(video on demand)公開している。 (4)阪神地域における起業は、一つには中国企業との連携の形を取る。そこで、WTO加盟後の中国市場の変化を見据えて地域発展と企業の事業展開の方向性と可能性を明らかにするため、中国の流通研究者や専門家を招いて、WTO加盟後の流通システムの変化と現状および日本の対応を討論するため、ワークショップを開催した。 (5)企業間ネットワーク構造と技術的パフォーマンスとの間の関連性を明らかにするため、東大阪市の中小製造業を対象とした調査を行った。外部組織との集中的コミュニケーション行動が技術的パフォーマンスに繋がることを確認した。
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Research Products
(1 results)